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【中学年・ゴール型ゲーム】サークルハンドボール
こんにちは、くませんです。
今回は中学年のゲーム領域における教材を一つ紹介します。
中学年のゴール型ゲームの導入に適した教材です。
この教材の良い所は…
「ルールがシンプルで分かりやすい!」という点です。
①基本のルール
3対3で行う(人数が多い場合はローテーション)
相手陣地のサークルの中に、ボールをキャッチすると同時に入れば1点
得点が入ったらすぐ相手ボールでスタート。
サークルの中に留まってはいけない。
ボールを持ったらパスしかできない。
ドリブルなし。(ピボットはOK)
守備側は守る際、身体接触しない。(ワンアーム分離れる)
プレイヤー3人のうち1人は攻撃専門のプレイヤーとする。
攻撃専門のプレイヤーは、相手陣に攻めることはできるが、自陣に戻れない
こうしてルールを列挙していくと、
「シンプルじゃない!」と思われるかもしれません…💦
ルールをざっくりと言うと
「パスのみでボールを運び、
サークル内でキャッチすることで得点を競うゲーム」 です。
やってみると単純です。
私は3年生で行いましたが、子供達はすぐに理解できていました。
②場
試合の場は以下ような形です。
![](https://assets.st-note.com/img/1718459050351-TZiUEq2HQu.png?width=1200)
コートの広さは、
体育館でやる場合にはバスケットボールのコートを活用します。
校庭で実施する場合には、コートの線は引きませんでした。
(なくても実施可能です)
サークルは半径1mです。
校庭で行う場合には石灰でサークルを書きます。
③用具
ボール [ハンドボール(小学生用のもの)]
![](https://assets.st-note.com/img/1718459714675-WkYZeh074Q.png)
ボールについては、「必ずこれ!」というものはありません。
基本、学校にあるボールで実施可能ですが、
片手でつかめる大きさのものがよいです。
また、柔らかい素材であれば誰もが参加しやすいと思います。
空気を少し抜いて、転がらないようにするとなおよいです。
教材のねらい
この教材のポイントは
「パスでしか進めない」という点です。
パスしかできないので、得点をするためには
オフ・ザ・ボールの動きが必然的に求められます。
では、オフ・ザ・ボールマンが
効率よくボールをもらうためにはどうするか。
そこは、子供達の思考を促したい部分です。
おそらく、子供達の回答として多いのは、
「守りの人がいないところに動く」というものだと思います。
そう、この教材では
「人がいない所(スペース)を見つけて動く」という技能を狙っています。
実践してみると…
実際やってみると、かなり盛り上がりました!
単元が終わった後も
「もうやらないんですか⁉」と残念がる子がいたり、
「お楽しみ会でやりたい!」と希望する子もいたりしました。
盛り上がった理由としては、
やはりシンプルであるという点が挙げられます。
複雑にしないよう、なるべく簡略化できるか考える。
今後の教材づくりでも必要な視点だと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シンプルで運動量がある体育は、控えめに言って最高に楽しいです。
ぜひご活用ください!
参考になれば幸いです!
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