姑=社長な田舎社会

今日ももお疲れさまです、ばるさみこです。
今日もなんて生きづらいんだ。
ちょっと本日の前菜としてデトックスという名の愚痴をひとつ。

わたしの父方の祖母はいわるる価値観昭和の人。
母はお見合いで父と結婚し、専業主婦に。
祖母の家の横には父の妹夫婦=私の叔母と叔父が住んでいます。叔母と叔父もお見合いで結婚し、叔母も専業主婦に。
畑仕事と町内会と祖母の話し相手という無償の労働。今まで20年以上続けている母親は偉大だなと尊敬する気持ちが大きい反面、
姑と義妹の機嫌取りばかりで自分の意見も言えない母に嫌気がさす面もある。
その上母は要領が悪いのでいつも裏で悪口ばかり言われている。母が姑に怒られているところを見ると『結婚なんて私には無理だぁ』と毎度思ってしまう。
嫁イビリをするお婆さんは、一生『孫の花嫁姿がみたい』なんて言わないで欲しい。あなたのその行いのせいで結婚したくなくなるんです。

そりゃ専業主婦の母からしたら家庭が全てで姑は『社長』であり、言うことを聞かないといけない。
ただ姑に認められたい一心で子供を教育するのはどうなのか。
大学の進路まで完全にレールを敷かれ、私は運良く母の熱望する大学に合格し卒業した。ちなみにその大学は私の父の母校でもあった。
祖母が周囲に『孫が息子と同じ○大に合格しました』と言っていたときのご満悦な顔は正直不気味に感じてしまった。
でもこれで私は親孝行できて良かった、と安堵していたが、母の最終目標はここで完結ではなかった。
『娘が○大の同級生と結婚する』ことまでが母にとってのシナリオであった。

私はそりゃ母の娘であり、今思うと母に順応であった。
大学の同級生と社会人1年目まで付き合っていた。
このままいけば母親のゴールじゃん、と思っていた。
私は社会人になり、会社の上司やお客さんなど、たくさんの『子供を持つ親、仲の良い家族、親戚』を目の当たりにして
少しずつ違和感を感じてきた。
進学先って自分で選べるんだ‥
姑=社長ではないんだ‥

23歳で自我が芽生えた。
結局当時付き合っていた彼と別れ、母親は2回目のヒステリックを起こした。(1回目は私のひ姉が○大に落ちたとき)

もし当時付き合ってた彼と別れずに結婚していたら‥
私は一生母の機嫌取りをしていたかもしれない。


おそらく近い未来、母は三度目のヒステリックを起こすと思う。
母のシナリオでは想像できないであろう、
20歳年上、バツイチの彼氏を紹介したときに。

前菜にしては重くなってしまいました。
こんな話を聞いてくださったあなたには明日良いことがありますように。

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