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落下の解剖学

落下の解剖学

監督 ジュスティーヌ・トリエ

出演 ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー

おーもーしーろーかったー

見終わった瞬間思った

サスペンスかと思いきや
これって
『バービー』やんかー と。

バービー
哀れなるものたち

とか含め
ここしばらくの映画でも色々と。。。

世間では 男だ 女だ と何年も言われ続けて来てるけど、女性という存在も、やっとここまで来たのかも、と。

この映画の物語自体は実はとてもざっくりと緩い隙間だらけの話だと思うのだけど、脚本と編集がガチッとしすぎてるくらいガチッとパズルのようにしっかり組まれていて飽きさせずドラマを濃密に見せてくれるもんだから、最後まで引き込まれてしまい、気づけばモヤモヤ感を引きずりながら映画館を後にする。
そんな感じだ。

さすが、カンヌ映画祭のパルムドール受賞だけある

それぞれの役の俳優のルッキングのバランスがとてもわかりやすすぎて、適材適所というか...そういう事も映画に小技を効かせまくっている。

仕掛けた派手な男女のキャラクター設定で納めてみたりするところを、この映画ではシンプルに役者のルッキングで見せてる気がする。

キャスティング賞ってのが作られる意味もよくわかる。

で、根っからのミーハーな私は、この映画の主人公の元彼で弁護士役で出演しているフランス俳優(往年のジャン・ユーグ・アングラード似の)スワン・アルノーにノックダウンな訳で、これからネットで漁りまくるのであろう。

ミーハー万歳!!

2024/2/26

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