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美しい緑と父と娘

コットはじまりの夏

監督 コルム・バレード

出演 キャサリン・クリンチ、キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット

沢山の人に見てほしい秀作でした。


去年
エンディングを見ながら思わずうわぁと涙したのは『アフターサン

2024年
エンディングを見ながら思わずうあぁ泣きの作品が1月早々に登場してしまった

アイルランドの緑多い田舎の風景を背景に、二つの家族のそれぞれの気持ちが動いて行く様を 少女の成長を軸に エンディングまで とても丁寧に淡々と描かれる(ちょっと丁寧すぎるかないとは思うところもありますが)

秀作です

緑の葉が風で擦れる音が見えてくるような、ほんと絵画のような綺麗な画に見惚れます

ドキュメンタリーを撮っていた監督の初の長編ドラマ映画

ドキュメンタリーで生かした人への視線が生きてるのかな、と。

ちなみに全編アイルランド語(ゲール語)の初の長編映画だそうです。

アフターサン』は女性監督、『コットはじまりの夏』は男性監督。物語に出てくるお父さん像の違いは、男女の差かなーと思ったりもしました。

私自身が早くに父親を亡くしているからなのか、最近、時折見かける「娘と父親」ものにめっぽう弱いのかも、と。

2024/01/31

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