見出し画像

2023年度『NEWDOOR進学プレッププログラム』を開始しました

 特定非営利活動法人glolabは、2022年度にパイロット版として『NEWDOOR進学プレッププログラム』を開始し、3名の高校生が参加をしてくれました。2023年度は2022年度の成果と課題を踏まえ、より有意義なプログラムとなるよう、内容を精査し、実施してまいります。また、定員を増員し、首都圏の生徒3名と関西圏の生徒3名、合わせて6名の高校生を対象に1年間のプログラムを提供します。
 5月21日(日)に第1回キャリアワークショップを実施しましたので、ご報告します。

※『NEWDOOR進学プレッププログラム』とは自分の将来に向かって頑張りたいという気持ちを持つ生徒たちが高等教育機関へ進学することを支援するプログラムです。詳細は以下をご参照ください。

NEWDOOR進学プレッププログラム

▶概要

■日時:2023年5月21日(日)13:00-15:00
■形式:首都圏と関西圏の拠点をオンラインでつなぐハイブリット形式
■参加人数:NEWDOOR進学プレッププログラム参加高校2年生
      (首都圏3名、関西圏3名)
■流れ:
 1.プログラムの説明と自己紹介。
 2.アンさんの動画を見て、内容を理解する。
 3.夏までにチャレンジしたいこと、頑張りたいことを1つ決め、全体で  
   共有する。

1.プログラムの説明と自己紹介


 プログラムの開始に当たり、参加生徒、glolabスタッフ、オンライン日本語・作文教室講師が対面とオンラインを駆使して集まり、オリエンテーションを行いました。
 参加生徒の中には、プログラムの参加動機が「新しい友達を作りたい」という生徒もおり、各拠点は対面で、また拠点間はオンラインで参加生徒同士が顔を合わすと、とてもうれしそうにしていました。初めは緊張していた生徒たちも、自己紹介でお互いの趣味や好きなこと、最近あったうれしかったこと等を聞くと、自然と質問が出たり、「あ、私も!」と自分と同じ興味・関心を見つけたり、お互いを知って、緊張がほぐれたようでした。

2.アンさんの動画を見て、内容を理解する


 参加生徒6名を4つのグループに分け、glolabが作成しているアンさんの動画シリーズEpisode0~2の3本を視聴しました。生徒たちはQRコードからYouTubeにアップロードしている動画にスマホでアクセスし、それぞれ自分の言語を選んで、字幕付きで動画を視聴しました。各動画を見た後で、その動画についてグループで質問や意見を出し合い、内容を理解していきました。  
 Episode1では、「ありのままの自分って何?」、「どんなくせがある?よく言う言葉はある?」、「こんな時、どんな気持ちになる?」等の問いかけをしながら、生徒たちに自分について考えてもらいました。最初は「わからない」と話していた生徒も他の生徒の発言を聞いて、「そういえば…」と自分を振り返り、自分について話してくれました。動画をきっかけに自分について考え、それを共有することでお互いの理解も深めることができました。


 Episode2では、動画からチャレンジすることの大切さについて考えました。生徒たちは動画を見ながら、うんうんと頷き、動画からのメッセージを前向きに受け取っているようでした。動画を見た後で、「今、何かチャレンジしたいことはある?」と聞いてみると、生徒たちから「大学に行くために、日本語がんばらなくちゃ!」、「TOEICにチャレンジしたい」等、たくさんの頑張りたいこと、チャレンジしたいことが出てきました。


3.夏までにチャレンジしたいこと、頑張りたいことを1つ決め、全体で共有する


 アンさんの動画を見て、「チャレンジの大切さ」について考えた後は、グループでワークシートを使いながら、夏までにチャレンジしたいこと、頑張りたいことを1つ決め、具体的に何をいつするのか考えました。アンさんの動画ですでに自分がチャレンジしたいこと、がんばりたいことをたくさん考えることができていたので、今度はそれをアクションにつなげられよう、さらに具体化していきました。
 そして、グループでしっかり話し合った後、1人ずつ発表してもらいました。今日初めて出会ったみんなの前での発表は少々緊張したようでしたが、ワークシートを見ながら、それぞれがチャレンジしたいこと、頑張りたいことをしっかりと発表することができました。そして、お互いを拍手で応援し合い、みんなが前向きな気持ちでプログラムをスタートさせることができました。

 いよいよ2023年度NEWDOOR進学プレッププログラムが開始しました。
これから1年間、プログラムを通して、生徒たちが自分自身や自分の将来、進路についてじっくり考え、自分で自分の将来を切り開いていけるよう、たくさんの出会いやきっかけ作りをしていきたいと思います。

報告:ウィリアムズ

■ ご支援のお願い
現在、お金をまわそう基金さんのサイトで本プロジェクトへのご寄付を募集しています。ぜひ、応援お願いいたします。
https://okane-kikin.org/contribution/6743

■ glolab 基本情報
公式サイト :https://www.glolab.org/
公式Facebook:https://www.facebook.com/glolab-924880294361144/
公式Twitter:https://twitter.com/glolab2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?