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GamingLifeStyle を創る会社とは

谷田です。
前回の投稿が2021年の12月でした。
上場後、色々なところでお話をさせて頂く機会も増えていて自分的にはアウトプットが増えていると思っていたのですが、一部限定的なことも多いなと思い改めて久しぶりにnoteを書いてみたいと思っています。

今年の5月に会社のビジョンをアップデートしました。

Visionがありたい姿を示すのであれば、これを自負し続ける組織でありたい。

eスポーツの会社だったんじゃないの?っていう声もチラホラではありますが、eスポーツの領域に様々な価値を提供するということ自体は特に変わっていません。

では何が変わったのか?を少しお話することで、ウェルプレイド・ライゼストがどんな未来を目指しているのかを知っていただければ嬉しいです。


ミッション・ビジョン変更の背景とは?

昨年11月にグロース市場の上場を果たし、年末年始にこの先どうなっていく未来がワクワクするのか、自分はどうありたいのか。をゆっくり考える時間を作りました。

最近の事業領域としても、イベント軸だけではなく人に関わる仕事も増え
彼らの収入を最大化させたり、スポンサーを探したり、IPビジネスの領域になるような周辺ビジネスの展開の広がりが見えてきました。

その中で、必ずしもeスポーツというワードの中で内包できないような仕事も広がりが見えてきました。ストリーマーの方や関連するゲームを主軸で活動される人たちの困りごとを、一緒に解決することが新しい種になったり仕事として成長していったり。

ミッション・ビジョン変更が行われた理由

そんななか、この会社で果たし続けたい願いはなんなのか。
どういうことをし続けていくことで、会社が成長していってほしいかを考えていった先に、たどり着いた言葉は

「ゲームを人生の中心や生活の一部としてかけがえのないものと思えている人たちが、今後まだ必要とされていなくともそれが必要になる頃には最初にそれを創造し提供し続ける会社になる」

という、有りたい姿でした。
つまり、その考え方のメインの一つにeスポーツのシーンの醸成や、そのシーンで活躍できる人たちの価値を最大に引き上げていくということがやりたいことの一つであったということです。

この考え方に至るまで影響とヒント

GamingLifeStyleを掲げている企業といえば、
Razer社や、GamingLifeStyleBrandを掲げているZETADivisionがありますが、
もちろん検討の中で参考になる考え方の近いところはありますが、実は違うところから着想を得ました。

それは、代官山にある蔦屋書店でした。
縁があってCCCの増田社長とお話させていただくタイミングがありまして、増田さんの案内で、店内を色々見せていただきました。

本を買うということ自体は、今日びAmazonでワンクリックで明日に届くという時代になりましたが、ではなぜ代官山に雨が降っても気温が低くても、本を探しに行くのか?ということを観察することにしました。

色々見た結果、こんなエクスペリエンスを蔦屋書店は担保しているということがわかりました。

それは
「本を買う」という時間を使うことに満足できるという体験
を担保していると思いました。

ただ書籍のラインナップが多いだけではなく、
・おしゃれなインテリア
・素敵な店内ミュージック
・スターバックスによるカフェの存在
・素敵なアート

interior、Music、cafe、ARTなど
様々な素晴らしいプロダクトが、「本を選びに来た自分」を
肯定してくれていると感じました。

自分の消費した時間やお金に対して、どれだけ満足ができるものなのか。
失敗したと思わずに、使ってよかったと満足できるようなものなのか。

その点において、「可処分時間」を満足させてくれる
本が好きな自分というライフスタイルを認めてくれるような場所・空間を提供しているんだと感じました。


これを目の当たりにしたときに、僕たちは
「これをゲームが好き」という人生体験におけるライフスタイルの拡張をしたいんだと気が付きました。

「ゲームが好きで良かった」と思える体験のために、
好きなチームを推したり、好きなアパレルを身に着けたり、好きなゲームを実況する人たちと時間を過ごしたり、といった最近のユーザーの行動の一つ一つがそういう体験を作ると考えていました。

まとめ

最近では、TRIBEマーケティングなんて呼んだりもしますが、
自分がそのプロダクト、サービス、チームやタレントが好きであることが自慢になったり、胸を張っていられる状態ということがとても大切な時代になっていると思います。

先日も、ROCK in Japan Fesに参加してきたときに、
マキシマムザホルモンのライブTシャツを着ている人たちが特に多く感じました(自分がホルモン好きなのもあると思いますが)

彼らの音楽性、彼らの表現方法、彼らのプロダクトを好きでいる側でいることが、かっこいいと思えたり、自慢できるような気持ちだったりするということを思っているファンは多いだろうなと思いました。

つまり、特定の信念を持って活動している人たちに置いて、
彼らを支援している側に回ることで、自分自身の活動時間や選択がイケてると思っている側にいられるという体験価値は現在において非常に有用だと考えています。

あらためて、「好きなことに時間を使えてよかった」
ということを体験価値として共創しプロデュースしていく集団でありたいと考えました。

そのためには、この先今は必要とされていないことだったとしても、
ゲーマー、インフルエンサー、関係する人々を含め必要なソリューションやプロダクト、サービスをどこよりも最初に考え抜いてリリースしていく必要があると思いました。


ゲーマー向けの賃貸物件も、
ゲーマー向けのネットワーク回線も、
ゲーマー向けの保険商材や、投資商材も必要だと思っています。


その先に、ゲームが好きだという人生が
生まれたら死ぬまでに必要なプロダクトすべてを考え続けられる企業を
目指し続けていくというのが、当面目指したい世界の大上段にあるべきだと思い、最初の結論の新しいビジョンになりました。

このビジョンに共感し、様々なチャレンジを一緒に挑戦してくれる仲間を探しています。

というわけで、いろんなことを実現するために仲間を募集中です。

オープンポジションや、プロデューサー、商品企画営業など色んな人といろんなお仕事をさせてもらえたら嬉しいです。お待ちしております!

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