「余白」を作る 「静かさ」を慈しむ
何かしたいと思っていたのに
思った通りにことが運ばない
そんな日ってありませんか?
そういうときは、あえて何もしない
そんな選択肢あるんですよ、という話です。
まさに先日の私がそうでした。
会って話したいなと思った人たちが
ことごとく多忙だということで、
結局物理的には誰にも会わない
週末になりました。
「休みの日は何してるんですか?」って
一度くらいは誰でも尋ねられたこと
ありませんか。
「何もしてない」とは言わせないゾ
という無言の圧力感じませんか、この質問?
「何もしてない」こともアリだし
実際そうしているかもしれない
なのに、そう言ったらなんか変だという
認識が、尋ねたほうにも尋ねられたほうにも
あったりします。
でも、ちょっと考えてみましょう。
土日が休みだとして、週の5日間って
何してますか?
そう、日々頭を使って手を動かしている
はずです。
主婦業の方や休みが少ない方は
「いやいや、休めないし」と言うかもしれない。
そんな状態で、せっかく「休み」ができても
頭も手も休まらない、もとい、休めてはいけない
なんて感じてしまうかもしれない。
そうすると、どうなるか。
使いすぎてオーバーヒートします。
「発熱」して、動作が悪くなります。
スマホやPCがたまにそうなったりしますよね。
CPU(コンピュータの頭脳)がフル回転し、
メモリ(コンピュータがデータという材料を
料理するための調理スペース)が足りなくなって
動きが悪くなったり、固まったりする。
それが私たちの脳や身体で起きるわけです。
私たちの脳や身体も同様に、延々と動くようには
できていません。
それなのに、ついつい無意識に新たな刺激を求めて
目や脳を酷使したり、身体が鈍ったといって
いきなり運動しようとしたりする。
そうすると、適切に機能するためにほんとうは
必要な「余白」がなくなってしまい、機能不全が
起きてしまいやすくなる。
なので、「余白」は作ったほうがいい
そうしないと
人がみんな本来持っている能力が
発揮できず、言い方は良くないですが、
普段やっていることでやきもきして
消耗してしまいます。最悪、フリーズします。
では、余白はどうやって作るのか?
実は簡単で
「目を閉じる」「深い呼吸をする」「あえて動かない」
ほんとにこれだけです
敬愛するアーティストの方に
カードを引いていただきメッセージももらったのですが
シルバーのカードで「静けさ」、これは
視覚情報から受け取っているものが多くて、
ついつい忙しくなるので
目を閉じて、視覚情報を遮る
そしてターコイズのカードで「安らぎ」
体の力をできるだけ緩めて、ゆっくりする
たとえば、深く腰掛けて、だらんと脱力する
そして、頭を休める
私は習慣的に目から情報を延々と仕入れて
頭を使って色々考えて、結果として体が緊張し
「臨戦態勢」になってしまっているなあと
振り返ってそう思います。
でも、緊張が続くと、本来の
持ち味が出ないんですよね。
それってもったいない
ほんとにもったいない。
だから、目を閉じて深呼吸して
余白を作る週末にしよう。
もう一人私の敬愛するとある方が
「神に仕事をさせる余白を作る」と
仰っているのですが
(ここでは「神」の定義には踏み込みませんけど)
私が休んでいても仕事してくれる
存在があるなら、任せてしまっても
いいんじゃないか
ええやん
それでええやん
くらいな感じで
余白を静かに慈しみたいとそう思います。
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