【24/1/23】サプライチェーンの変化がベトナム進出のチャンス？

おはようございます！
GSJ代表の深野です。

先日、ある中小の商社から
ベトナムへの事業展開について
相談を受けました。

この企業は、元々は国内で
ある金属部品を製造していました。

しかし、国内での製造価格が高騰したことで、
中国へ進出し、段階的に国内工場を縮小し、
閉鎖しました。

そして、2020年、
パンデミックが起きると、
中国からの調達が不安定化します。

国内工場は既に閉鎖しているので、
この影響を受けてしまいました。

海外へ渡航できるようになると、
すぐにベトナムへ渡航し、
協力工場をみつけます。

なんと、ベトナム国内、
約80社も訪問したそうです。

そして、今回の相談は
ベトナム法人の設立です。

日本国内向けの調達は
日本とベトナムの2カ国で
リスクヘッジをします。

さらにベトナムへ進出する
日系企業のサプライチェーンに対して
営業をしてきます。

今、ベトナムへ製造拠点を移す企業が
増えています。

彼らは中国からベトナムへ移転する企業を
何社もみてきました。

裾野産業が育っていないベトナムへ
工場が増えれば調達に困る企業が増える。

ビジネスの機会があるはずだ。

その「あるはずだ」、
という自信を確信につなげるために、
市場調査をしてきます。

それが私たちの役割となるわけです。

過去のJETROのレポートをみると、
裾野産業の成長がベトナム製造業の課題である、
と、記載されています。

在ベトナム日系工場の駐在員に確認してみると、
やはりサプライチェーンは課題になっています。

ヒアリングした大手メーカーは、
ベトナム国内で調達が十分にできず、
大半は中国から、一部マレーシアから輸入していました。

駐在している調達担当者は
少数精鋭で頑張っています。

彼らに必要なのは情報です。

これを解決すれば、
ビジネスの機会になるはずです。

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