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【report】発信!今の学生が就活で考えていること/感じていること

 こんにちは!最近週3~4でカレーを食べているインターンの三谷です!🍛
先日、学内のコミュニティで就活に関して2時間ほど、雑談をする時間がありました。

 私は、今4回生の学年を休学していて同級生は就職活動真っ只中の時期。友達は全員就活をしていて、私は全く就活に関して知識がなくエントリーや面接がどんな雰囲気なのか気になり、面白そうだったので記事化します!
 また、学生が今感じているリアルな声を発信することで、就活で困っている学生や大人の方に届いて何かに役に立てばうれしいなと思います!

同世代の就活生のリアルな声を聞いての私の変化と問いを書きましたので、最後まで読んでくださればとても嬉しいです!

就活

▲雑談をしている時の様子

<7人で就職活動について雑談しました>

みんなどれくらいエントリーしたの?
・10社、30社、50社
・エントリーしたが、ESを出さなかった企業はたくさんある

エントリーをする時に意識したポイントは?
・個人の話より周りの関係や影響を意識して伝えた
→「私が○○をした」よりかは「○○をして周りが××だった」と伝えた
→会社の中で自分が活動すると社内の雰囲気や従業員の関係がどうなっていくのかイメージしてもらえるように伝えた

▼10~50社と幅があるけど、どこにエントリーしたの?なんで?
メーカー、外資系IT、金融、商社、ベンチャー・・・業界からではなく、営業、経理という軸で探しているという人もいた!

例1)外資IT志願者
・先輩がみんな受けていて働いている姿をイメージしたらかっこいいと思ったから
・働き方が自由で営業先が自分で選べるところに魅力を感じた
例2)  メーカー全般志願者
・大学の専攻を活かせるような仕事につきたいと思って選考した
例3)金融志願者
・大学のサークルで会計の研究をしていて、就職してもさらに会計を深めていきたいと思いエントリーした

何をもってホワイト企業?(★三谷共感ポイント!)
A君の定義:「人に合ったライフプランの計画にしっかり寄り添ってくれる企業」
A君自身は、インセンティブやお金などの報酬をもらえるということや社内の人間関係が良く、嫌な雰囲気になりにくいということを重視している。
→逆にA君にとって「お金がもらえても、忙しくて自分の時間が確保できずライフプランを立てにくいところはホワイトだと思わない。」と話していた

A君はお金ではない時間やインセンティブのような報酬を重視していましたが、中には、忙しく大変だが収入が高い方が良いと考える学生もいるので、「人に合った」というこの定義に私はすごく共感!

書類選考での疑問!
・どこが悪くて落ちているかわからない
・就職エージェントのメンターに相談して書いたが落とされている人がいた

▼ほかの志願者と差別化を図るには?
・鋭い質問をする!(説明会やHPに掲載されている以外の情報で)
例)
「あなたが思う社内で一番注目の製品は?」
「会社ではなくあなたの思う熱い製品は?」

みんなが、選考で感じたことや変化
・20社中15社から好感触のフィードバックを受けて、自信につながった
・色々な会社の面接を受けて実感は、志望動機が自分の言葉でいえるようになったら選考が通りやすくなった
最終面接が「1対多(管理職の複数人)」で圧迫感を抱き、選考を落とされるような面接だと感じた(面接時間は10分だった)

みんなが、最終面接で気を付けていることは?
・前日は良く寝て頭をフル回転させる
面接中の失敗を引きずらない
→30分以上の長い面接では、誰でも聞かれたことに対して答えられないミスがあるので「あ~やってしまったな」と思わずに切り替えて集中する

<三谷驚きポイント!>

①面接内容が60分間ずっと、学生から企業へ逆質問だった
(自己紹介もなく偉そうな人が出てきて質問をするよう促された)
・逆質問の中で自分のことを聞いてもらえるように意識して話した

みんな、内定承諾がしにくい
・働く場所の重要性
→希望の部門や勤務地で働きたいが配属が確実ではない(中途採用でしか配属されない勤務地がある)
→企業の方針に共感していても志望度が下がってしまう
内定承諾の期限があるところは断っている
受けたい企業の選考結果が出るまでに内定承諾の期限が切れてしまう
→逆にいつが良いですかと聞かれて安心した場合がある

<就活生の話を聞いてみて>


この雑談会は私にとって驚きばかりの新鮮な空間でした。最近「ガクチカ」の意味を知るくらい私は就活に関してあまり知識がありません。話し合いの中で私が初めて知る就活の体験や友人が試行錯誤をして活動をした学びや気づきを聞けてわくわくが止まりませんでした~!
(※ガクチカ:学校生活で一番力を入れたこと、主に選考書類で聞かれる項目の略語)

 特に関心が湧いたのは「内定承諾をしにくい」です。私は、第一志望や少しでも良いと思った企業から内定が来れば内定承諾をするものだと思っていました。しかし、本命を受けるまでに内定承諾の期限が切れてしまうことや、承諾をしてしまうと断りにくく承認を撤回すると申し訳ない気持ちになってしまうなど学生は内定承諾がしにくいことを知りました。就活性曰く、内定承諾がしにくいといわゆる「滑り止め」がなくなり選択肢が減るそうです。目指したい企業へチャレンジできなくなったり、不安を持ちながら第一志望の企業を受けたりする煩わしい気持ちにすごく共感しました。

<人事部の方に私が聞きたいこと>

1. 企業目線の感覚を知りたい!
・上記の鋭い質問をするとの部分で、「あなたが思う社内で一番注目の製品は?」「会社ではなくあなたの思う熱い製品は?」との質問が私はとても面白いなと思いました。逆に相手の熱意や関心を引き出すことができる仕掛けだと。
人事の方は、このような質問が来たらどんな印象を受けますか?
 
2. 圧迫面接について
・面接が「1対多(管理職の複数人)」の時はそうする/そうせざる負えない理由って何でしょうか?
→学生から話を聞いて面接を想像すると、私だったらその日寝れないくらい恐怖を引きずるだろうなと思いました(笑)就活性の忍耐力や耐性を確認するとしたらこの方法は私たちの世代は「こわい」と感じる人が多いように思います。

<最後に>

 「へぇ~そうなんだ!」と自分の価値観が広がることに楽しさを感じる一方で、私が就活をしていたらどうなっていたのだろう、もし就職活動に変化を起こせるのなら私に何ができるだろうと深く考えさせられる2時間でした。

 今後も学生の声を発信していきたいと考えています!「ここ気になる」「もっと聞きたい」「こんな質問をしてみたら面白くなるのではないか」とご意見があればどんどん教えてください!

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<関連情報>

・私がインターンしているグローカルについてはこちら

特定非営利活動法人グローカル人材開発センター ホームページ


・グローカル主催!留学生たちが日本の就職活動について考えるイベントレポートはこちら

第一弾!留学生がぶっちゃける~ここが変!日本の就職活動~

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▲第一弾留学生トークイベントの様子

第二弾留学生がぶっちゃける~ここが変!日本の就職活動~

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▲第2弾留学生トークイベントの様子(内2名日本人学生)

🌸イベント案内🌸
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