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「人と直接触れ合い、経験を共有し、みんなで考える」by Yasu


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こんにちは!ヤスです

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多様な経験を用いて一つのテーマについて話す意義

今回プロジェクトのプロセスとしてオープンセッションを行い、異なる暮らし方や経験を持つ人々と貧困について話し合うことができた。そして、その中には現在貧困で悩んでいる学生も貧困というものを直接的には経験したことがない人々もいた。そして、各自が置かれている貧困の現状を共有する人や、素直に貧困について初めて考えたという人の意見を混じり合わせることで、自分だけでは気づけない貧困の意味について考えることができた。オープンディスカッションは、違う考えを持つ人々が集まり、それぞれの考えや経験を共有することで、新たな気づきや発見を生み出してくれるとても良い機会だと感じる。

We discussed what poverty is with those who have many different backgrounds respectively. And, this opportunity gave me a new perspective of poverty that, I have never thought about before. Open discussion has a great potential to let people consider and discuss about one them by exchanging their experiences and thoughts to each other.

自分のやりたいこととアルバイトの関係を考える

今回のトークセッションの中で、「各自にとってのアルバイトの意味」について話し合う機会があった。アルバイトとは、単にお金を稼ぐ場所ではないことを改めて考えることができた。アルバイトとなるとできるだけ効率よく、たくさんのお金を稼ぎたいと思い、アルバイトをしている人も多い。しかし、「やりたいことができているか」と「アルバイト」というテーマでトークを進めていると、「やりたいことができるアルバイトに就く」という考えを多くの人が持っていることを知ることができた。アルバイトをするにあたっても、自分の力になることや自分を成長させるところを選ぶことが大切だと思う人が多く、それを実践している人が多かった。そして、アルバイトも自分の選択次第では、成長の糧となるものであると感じた。これからアルバイトをする大学生や高校生には、是非参考にしてほしいトークだったと感じる。

We also talked about what significance part time jobs has. Even many people do part time jobs to get a lot of money though, those who came to this talk session said the significance of a part time job is to get experience and skills. And, many people select a job which they can get experiences that they want from. If you are worried about which part time job you should have, try to consider which job would give you more skills and experiences.

貧困とは何なのか?自身の貧困についての理解不足 

貧困についてのイメージや自分自身の貧困について考えたターニングポイントについて知るきっかけを聞くと、「違う生き方との出会い」という答えが一番多かった。そこには単純に貧困について知るというパターンと自分自身が貧困であると気づくことに他者との出会いで気づくというパターンが存在した。また、セッションを進める中で、「勉強で習う貧困」と「リアルな貧困」の齟齬について話す機会があった。私も貧困という言葉に出会ったのは、学校の社会の授業だった。そして、その時は「ある国では、貧困とされる人が多い」「貧困=お金がなく、貧しいこと」とだけ習った。しかし、貧困問題とは、ただお金がないというもので話を終わらせてはいけないものであることを感じた。そして、SDGsを謳う世界において、私自身はまだまだ貧困について知らないことだらけであると気づいた。


全体を通して、学んだこと

今回のトークセッションを通じて、「経験からわかること」にはとても価値があると気づいた。私は、貧困の調査を統計データや貧困の現状の整理から行っていた。確かに、統計データは、すべて数値でモノゴトを図ることができ、現状どのような問題があるかを俯瞰的に見るには長けている。しかし、トークセッションの中で、「貧困とされる分類の中でもその中で自分の生活を楽しく過ごしている」と答える人や「学生時代に裕福な生活から貧しい生活に逆転してしまった」とデータからは分からない貧困の現状を知ることができた。そのため、実際にどのような人が貧困という問題で、どのように困っているかを知るためには、データから分析するのではなく、「人と直接触れ合い、経験を共有し、みんなで考える」ことが大切だと感じた。これから、貧困について深彫りするときや何かアクションを起こすときは、データから現状を把握するのではなく、困っている人と「話し合う」機会を設けて、問題や課題に対しての理解をより質のいいものにしていきたいと感じる。

With this talk session, I realized how important it is to learn from experiences. Though I analyzed poverty through much research and statistics, I realize that I should talk to many people who have different backgrounds and stories more. And, I want to study how I solve this big problem and expand our action for many places!

→ marina

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