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Day1(3/30)進捗報告会「新しい支援の形を考えるーみんながプラスに感じることができる支援のあり方ってなんだろう??ー」

TOYOTAプロジェクトJPチームリーダーのヤスです。

先日、私たちのプロジェクトの進捗報告を行いました。主に、私たちが「日本に存在するが目に見えない貧困」にアプローチをしていきたいことや食品ロスの現状と削減によるマイナスモデルを形成する可能性をお話させていただきました。

(これまでの僕たちの活動はこちらをご覧ください!) 

1日目は、高校生や大学生、大学院生、大学教授、医師、大学生起業家、アクティビストの方々などを集めて、各セクターから様々な意見をいただきました。

オンラインチームのみなさん

▽議論の中身をお伝えさせていただくと、、、

・貧困の家庭の人々は、少ない量で食べてすぐに空腹を満たせるタンパク質や炭水化物系の食品を購入しやすいため、健康的に問題がある
・支援する/されるの関係は支援される人に心理的にマイナスに働くかもしれないが、高齢者の方や仕事を退職した人にとっては、支援する場=活躍する場の人もいる
・システムを作る際は、真似をするだけではなく、その国自身が持つシステムやルール、人にあったものに作り変えていく必要がある
・マイナスプラスモデルを実現する間には、法制度が問題に絡んでくるのではないか
・場を作る際は、来る人が負い目に感じない雰囲気作りが必要である
・無料にしてしまうと、余計に負い目を感じてしまう人が多いため、支援される側の人も何か支援することができたり、等価の何かを渡すことができるシステムが大切である
・貧しい人が健康的でない食生活が続いてしまう要因として、食に関して考える余裕がないからではないか?
・賞味期限を提示する意味はあるのか?賞味期限と消費期限の間の新たな期限を設けることはできないか?
・貧困問題は心と精神で分けてとらえることができないか?
などなどいろいろな意見が交わっていたワクワクする空間でした。そして、特に印象が深かったトークテーマが「食に関して考える余裕がない」ことでした。

Sessionの様子

参加者の中で、「素材そのものを買ったほうが安く済むのに、なぜ加工されたものばかりを買うのか」という問いが出ました。そして、その議論の中で「経済的に余裕がない人は、自分の食を考える余裕がないのでは」というアンサーがでました。確かに、経済的に余裕がなければ、料理の仕方に工夫をしたら、安く済むことがあります。

 しかし、経済的に余裕がない人は、自分の生活をするためのお金を稼ぐために夜遅くまで・朝早くから働かないといけない。そして、その中では自分が「何を食べるべきなのか?どのような栄養素が足りていないのか?現在の体調にベストな食事はなにか?」まで考える余裕がないのではと話が進んでいきました。

 このセッションを通じて、「参加するすべての人が誰かを支えることができる」「参加することに負い目を感じない」構造を作るべきという視点を持つことができました。

最初は、支援と被支援を生み出す形のアクションに対して、それをUpdateするような取り組みにしたいと考えていました。しかし、「支援」の立場も、支援される人が「私も僕も誰かに対して、支援することができる!!」と感じ、生きがいになる事例があることを知りました。そして、私たちが作るべきものは「だれもがだれかを支えることができる」「支援が美化されるのではなく、誰かの活力になる」ような構造を作るべきだと気づきました。そして、「このような形が企業や人々をお金を絡めながら、どのように達成すればよいか?」「企業にとって、ー+モデルの特にマイナスモデルが持つ意義は何か?」という疑問が生まれました。そして、この問をこれから高校生から大学生、企業の方々、行政の方々など様々なセクターの方と紐解いていきたいなと感じています!!

Day2(4/2 )はコチラ


Hi, I’m Yasu and I am the student leader of the TOYOTA PJ.

A few days ago, we held an event to share our process and discuss social problems: poverty and food waste. We shared mainly what is the “ -+ model” and how we want to construct the structure in Japan.

In the first day, we have 10 participants from high school students, university students, graduated students, scholars and doctores. And, we discussed eagerly the -+model and the food waste problem in Japan. 

For example, Those who get worried about their economic situation often buy high carbohydrate quality food to get full and satisfaction easily. 

Although those who get positive motivation to support someone, these actions may have negative effects on people who are objective to be suppoeted. When we approach those problems, we need to understand each country has its own context and culture.

-Are expiration dates and best before dates needed?
-Do they acceclate foodwaste problem? Etc

And, especially, I think “Those who get worried about their economic situation can’t afford to consider their nutritious situation” is the most impressive discussion. Some participants said “These people should buy ingredients to save the cost of food rather than processed food. Why don’t they do it?”.

Honestly, if they have the time to consider nutritious facts, they will get more healthy food by themselves. But, these people must work to maintain their life to live everyday. So, they can’t afford to consider what they have to eat to be healthy.

In the end, I think it is important to make the structure that everyone gets positive effects. Also, we should add the aspects that people take part in solving social problems easily.

Although it is hard to realize, we have the meaning to do this projects.


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