過去の私が呼び覚ました記憶。
たまたま今日FBを開いたら「過去のあの日」として、2年前の今日の記事が上がってきた。通常なら、ふむふむと読み流すのだけれど、今日は目が止まった。
なぜなら、それは、今でもよく記憶している投稿だったから。その当時の自分の気持ちや考えを、かなり頑張って言語化したのをよく覚えていたからだ。
それを読んだら、かなり考えさせられたので、長いのだけれど、ここに全文転載してみる。
【求められる場所で咲く】 20170325 FBより転載
最近「求められる場所で咲く」という言葉が頭をチラついていたのだけど、今の会社にいる理由も実はこれに行き着くのだと、昨日、気がついた。
1年ほど前、わたしは転職活動をしていて、0歳児ママ&残業不可という制約があるにもかかわらず、複数の内定をいただいた。(ありがたやありがたや。)
某オシャレ外資、勢いに乗るスタートアップなどなど、面白そうな会社様からオファーをいただいたけど私は、創業130年のメーカーを選択。それが今の会社。
正直、場所は一応都内だけどシブい場所だし、会社の知名度は低く、ついでに建物も古い。さらに言うと正直お給料水準も高くはないw(だから夫はてっきり、丸の内にある某外資に行くものと思っていたらしい)
でも、私は今の会社を選んで入社した。
なんでか?と言ったら、今まではいろんなカッコいい理由をつけて自分にも人にも説明していたけど、詰まるところ、【1番お役に立てそうだったから】。これだったんだと、昨日思った。
会社の変革期にあって、変わろう!変わらねば!というフェーズで人を探していた。だから私が最も必要とされて、最も役立てそうだと感じたんだと思う。
でも、いざ入社すると、毎日、目の前に広がっている景色は必ずしも変革に向かっているとは思えなかったり、これまでメーカーで働いたこともなく、中途入社者は1割に満たない、こんなに歴史ある(古い)会社に身を置いたのは初めてだから、入って3ヶ月は、本当にしんどかった!
あまりに文化や風土が自分にまだ馴染まなくてなんで私ここにいるんだろう?と。近い人にしか言えなかったけど、毎晩「朝になったらまたあそこに行かなきゃいけない」とうなされる思いだった(いや実際うなされてた...)
日中は、縁あって入社させていただいたことに感謝し、社内にまだ1%未満の総合職ワーママとして限られた時間でチャキチャキとにかく成果を出すべく集中して働きつつ、夜になると、お風呂で自問自答する時間を乗り越え、なんとかかんとか会社のムードやカルチャーを受容できるようになり、まもなく入社8ヶ月(イマココ)。
でも、いま4月の繁忙期に向けて、それこそチャキチャキ仕事をしていると、転職活動の頃、肌感覚だけど【私が1番お役に立てそうなのはココかな】と感じたのは、間違ってなかったなと。
カルチャーギャップに苦しみ過ぎてw冷静に物事を捉えられない時期もあったけど、「全然違うところから来た」からこそお役に立てることがたくさんあると、いまは心から思う。
私はそうやって【求められる場所で咲く】のが喜びなんだと思う。そこで縁あって出会った人達と、なんやかんや、色々ありながらも一緒にやってチームで成果を出す。
だからここに来たんだなと、これは益々お役に立てるよう頑張らなきゃなと、「急いで帰らなきゃ!」と駅へ走る道すがら美しい夕空を見てハッと気がついた3月末でした。
これを書いて発信するのには勇気がいった。「いいね!」はかなり跳ねたけど。今読んでもよくぞここまで正直に書いたなと思うほど、、、
で、今日わたしがこれを読んでハッとしたのは、「今も変わらない」部分と、「今は違う」部分と、両方あったからだ。
「今も変わらない」のは、【縁あって出会った人達と、なんやかんや、色々ありながらも一緒にやってチームで成果を出す】のが本当に好きなことだ。チームの高揚感とか、苦しくても皆で励ましあって頑張るのが好きなのだ。
「何をやるか」<「どうやるか」の方が大切な気がする。チームみんなで頑張ろう!という状態にあるなら、その人達と何をやっているかはさほど重要じゃない、とも言える。
一方で、「求められる場所で咲く」には今は違和感を覚える。これが「今は違う」と感じる部分。
「貢献できる度合いが高いところで」という軸での選択は、今の私ならきっとしない。この軸は、美しく聞こえるかもしれないけど、他人軸だ。お役に立てそうだと思って始めても、本当にお役に立てるかは分からないし、途中で求められなくなったらそこで終わってしまう。
今の私なら、もっと主体的に「何をやるか」「誰とやるか」に重きを置く気がする。
と、過去の私が呼び覚ました記憶。まもなく4月に職場復帰する身としては、今の私が戻って何をどう感じるのか、自分でも分からない。
けれど、考えても考えても分かるわけじゃないから、もう早々会社に戻りたいなと思っているこの頃。笑。復帰は4月半ばなので、まだあと3週間ほどあるのがもどかしいほど。もうI’m all set. 準備はできてます。あとは、実際に働き始めて、また湧き上がる感情を言語化していくのみです!