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With/Afterコロナの未来予測を読んで

FBでとある方がシェアしていたことから知った、アスタミューゼ社のプレスリリース「With/Afterコロナで進化が加速する20分野の未来と、解決が早まる26の社会課題」


なかなかの長文だけれど、いまこのタイミングで出合えたのはラッキー。いま目の前で起きていることや、ここから起きてくるだろう事柄を整理するのにピッタリで、とても学びが多い内容でした。

よかったら皆さんもぜひご一読を。ちょっと長いけれど、興味が持てるところだけでも目を通していただくと、「たしかに、なるほどなぁ、、、」と思考が進むんじゃないかと思います。


さて、私が特に気になったのは以下3つ。

③働き方の多様化
⑤事業のオンライン化
⑨不景気 / 資本主義への不信・新たなる経済的安定性の追求


③働き方の多様化

(以下引用)

>・リモートワーク環境下では、明確な数字的成果以外での人事評価が難しくなり、また不景気下でより成果にシビアになっていくことから、人間関係や残業時間に基づいた組織/人事制度設計は変化していく

>・上記の流れから、時間や場所、雇用形態、年齢や性別を問わず、成果を出せば対価が支払われるというようなトレンドが加速すると考えられる 

(引用終わり)


たしかに明確な数字的成果を求める流れはすでに始まっている気がする。働いている姿が見えない分、オンラインミーティングでは仕事を前に進められているかどうか(=進捗)を今まで以上に確認するし、実際に進められている人/そうでない人の差が出てきていると感じる。個々人で仕事しなくてはいけない環境に切り離される中で、シンプルに仕事の腕や力量が問われる状況になったのだと思う。これが評価の時期となれば尚更そうなるだろう。

そして逆にいうと、たしかに今までは介護や育児で長く働けないからと「ハンデ」を背負っているように見られていた人も、きちんと成果を残せることが分かればフラットに評価されていくような気もする。世の中がオンライン化すると、zoomのギャラリービューで皆同じサイズで分割されて映るように、ヒエラルキーに関係なく皆同じくらいの捉えられ方になると言われますが、それが評価とか登用という点にもいい影響を与えるといいな!と思います。


⑤事業のオンライン化

(以下引用)

>・職場環境のオンライン化だけでなく、オフラインで展開していた事業そのもの(小売りやイベントなど)もオンライン化が進む

(引用終わり)


これはそうだと思うし、ぜひこの機会に思い切り進んでほしい!たとえば、運動不足に悩む人に向けて、スポーツクラブがオンラインクラスを配信するのなどは、ニーズもあるし、先生もいるからすぐに出来そうですよね。

ただ、こうなると、今までは筋トレ器具やダンスレッスンをするスタジオを持つスポーツクラブが断然有利だったところが、関係なくなるわけで。しかも、すでにYouTubeなどでオンラインレッスンを展開している方、たくさんいますもんね。だからオンライン化は必然的に進むだろうし、それは望ましいことだけれど、それが事業として軌道に乗るかは別の話というところでしょうか。

ただ、サービスの受け手からすれば選択肢が広がるのは嬉しいことだし、企業からすれば中長期的に事業を大きくしていく種/ネタが広がるわけだから、双方にとって良い流れじゃないかと感じます。


⑨不景気 / 資本主義への不信・新たなる経済的安定性の追求

(以下引用)

>・外出抑制による消費控えと、企業の投資抑制による失業率の増加/賃金低下によって、世界恐慌以来の不景気に
>・コロナショックによる影響を受けた人/受けなかった人の格差の増加や、他にも医療の整っていない途上国での感染深刻化や食料問題など、さまざまな経済的な社会課題の深刻化が考えられる

(引用終わり)

まだ実感は薄いのですが、ここからの不景気、果たしてどうなるんだろうと不安ですよね。またこの影響を受けた人/受けなかった人の格差の増加というのもまさにそうだなと感じています。私も、まずは目の前の暮らしを明るく前向きに乗り切ろうと毎日やっていますが、ふとした瞬間に「これでいいのかな」と不安が顔を出す時もあったりして。。。

とはいえ、マクロな話は私個人で考えても仕方ない部分が多い。だから、しっかり頭使って仕事する&マジメに家族/家庭のことをやっていく以外は、流れに身を委ねて様子を見ていくしかないな、と思います。


以上、感想と気づき、でした。


私はもともとはこうした未来予測を読むのはあまり得意でないのですが、チラッとでも読んでいるといろんな情報を整理するのに役立つと思うので、冒頭に書いたようにこのタイミングで出合えてラッキーと思います。

またきっと他にも様々な未来予測が語られていくだろうし、また全然違う予測もあるだろうので、引き続きチェックして、日々の思考のヒントにしていきたいと思います。


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