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プログラマに【タイピング速度】は必要ない?

こんにちは。グローバルウェイのビジネスアプリケーション事業部です。

とあるブログにて、「プログラマにタイピング速度は必要ない」旨の話がありました。個人的に興味のある話題であったため、少し考えてみました。皆さんはどう思われますか。「タイピングの速さは、技術者にとって重要なのか」一緒に考えてみましょう。


★タイピング速度が必要ないと言われる理由

そのブログを要約すると、以下のようでした。

・エンジニアの仕事の内訳
 【プログラミング:20%】
 【技術仕様の検討:40%、設計:40%】
プログラムの方が考える作業が少ない
 =単純作業のため、AIによる自動化対象
 =価値が低い
「エンジニアの価値 ≠ プログラミング」
 ⇒タイピング速度は不要

なるほど・・・
確かに製造に比べ、より上流工程である設計の方が価値がありそうです。
「AIによる自動化」とまではいかなくとも、ノーコード・ローコードのツールが増えてきており、書かない方が品質が高いとも言われています。

★長年現場で働くエンジニアの実感

不肖ながら10年以上、システム開発の現場で働いてきたエンジニアの端くれとしての実感は、「タイピングの速いエンジニアが必ずしも優秀なエンジニアとは限らないが、"優秀なエンジニアはすべからくタイピングが速い"」です。

努力したものが成功するとは限らないが、成功したものは必ずしも努力している

これは成長の程度はあれど、基本的には良いプログラムを書くには沢山の良いプログラムを見て、沢山のプログラミングをする必要があり、優秀なエンジニアと呼ばれる人たちは、こうした経験を積み重ねているのだと思います。そしてその過程で自ずとタイピングが速くなっていると推測されます。

★自身の経験として

私も学生の頃、親が買って家にあった「特打」というソフトを使って、
ブラインドタッチを身につけたおかげで、その後エンジニアとして色々な作業をパソコンで行うにあたり大いに役立ったと実感しています。もしも当時、このソフトと出会っていなかったら、その後の作業が色々滞っていたのかなと思います。

タイピング練習ソフト「特打CLASSIC」

★結局のところ

結局、IT業界ではパソコンなしに仕事することはほとんどなく、前述のブログで言及していた設計や更に上流の要件定義や提案においてすら、パソコンで資料作成することになります。(もちろん資料作成=タイピングではありませんが)

「エンジニアの価値=プログラムではない」という意見には賛同しますが、タイピング速度が不要かと言うとむしろ、「全ての作業でタイピングが速い方が生産性が上がる」と思いますので、エンジニアとしてタイピングどうこうではなく、”IT業界で働くビジネスマンとして必須”という結論です。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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