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0〜2歳向け・おままごとで知育遊び

今回は、0〜2歳さん向けのおままごと遊びについて書きます。まだご自宅におままごとのおもちゃがないという方でも大丈夫。本物の道具やお野菜を使ったり、家にあるものを工夫して使ったり、段ボールや折り紙などで工作してみたり、それが面倒であれば100円ショップでさくっと手に入れることも出来ます笑

おままごとを通じて出来ることはたくさん! 特に手を動かすことや、個数や量の取り組みが自然と楽しく出来るので「うちは男の子だから…」「まだ早すぎるのでは?」とは言わず、ぜひ遊び方だけでも知っていただけたらと思います。


【手指を動かそう!】

普段のお料理を思い出してみてください。食材を洗う、皮をむく、包丁で切る、かき混ぜる、盛り付ける…料理は様々な手の動きを必要としますよね。たくさんの動きの中で、どれが今のお子さんにとって「少し難しいけれど楽しい!」レベルなのか、一緒に遊びながら探ってみてください。

たとえば、お鍋に見立てた容器の中にポンポンボールなどを入れ(このとき数をかぞえながら入れられると◎)、おたま(大きめのスプーンや、危険ではない棒などなんでもOK)でかきまぜて遊びます。最初は「くるくるくる〜」とお子さんの手をとって一緒にぐるぐるとかきまぜてあげましょう。これが簡単に出来るお子さんは「お皿にうつしてね!」とお願いし、お鍋からお皿に移し替えをしてもらいます。軽くてすくいやすいものから、だんだんと重いものやすくいづらいものにすることで難易度を調整します。

すくう遊びが気に入っていたら、お風呂場でお湯に浮かべたスーパーボールなどをすくってもらうのも楽しいですし、せっかく濡れても大丈夫な環境にいるので、おたまでお椀にお湯をすくい入れる取り組みも気兼ねなく出来ますね!衛生面も考慮して、100円ショップで遊び専用のものを用意してあげましょう。

手を広げて掴む、指でつまむことが出来るようになってくる1歳前半〜は特にこの遊びが楽しめると思います。

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【野菜をポイ!】

おままごとで使う野菜のおもちゃ、当然ですがひとつひとつ形が違っていますよね。例えば丸々としたじゃがいもと細いネギでしたら、それぞれを手で掴んだ感触も違います。「じゃがいも、丸くてコロコロしているね」「ネギはつるつるしていて、細長いね」など一声かけながら握らせ、ひとつずつお鍋の中にポイッと入れていってもらいましょう。上手にお鍋に入れられなくても大丈夫。野菜の名称や形状の説明を耳で聞いたり、形の違いを目や手で味わうことだって立派な知育です。

お口に入れないように気をつけながら、本物の野菜を見せたり触らせたりしてあげることも楽しいですよ。ズシッとした重さは本物ならでは。わたしが自分の子供に触らせてみたときは、玉ねぎの皮のカサカサした感触を楽しんだり、にんじんをグッと握ると少し爪が食い込むぞ…!?と発見して何度も握ったりしていました。廃棄する予定だったレタスの一番外の葉を渡したときは、嬉しそうにぺたぺた触ったあと、ちぎって遊んでいました。近くで見守っているだけで、子供は自分から考え、動き、様々な手指の刺激を楽しんでくれます。野菜もお子様の手も、遊んだ後はしっかり洗いましょう!


【名称のインプット】

指をさしながら「キャベツをください」手渡しながら「りんご、どうぞ」など、野菜や果物を見せながら名前を聞かせてあげましょう。名称のインプットです。短い文章でハッキリとがコツ。0歳児さんには、見せて名前を聞かせるだけでもOKです。その場合に使用するのは、おもちゃだけでなくイラストカードでも、絵本に描いてあるものを指差しながらでも、もちろん本物を見せてもOKです。1歳後半のお子様は、おままごと遊びの一環として取り組んだ方が喜んで参加してくれるかと思います。

そもそも物の名前については、わざわざこんなことをしなくても覚えるときには覚えてくれるのですが笑、たくさんの言葉を知っていることで子供の興味の幅が広がるので、身近なものの名称については、出来るときにゆるっと教えていけると楽しいのではないかな、と思っています。

おままごと遊びからは少しそれますが、こういったインプットはお歌や絵本でも楽しく出来ます。例えば野菜の歌なら「やおやのおみせ」や「やさいのうた」など、絵本だとtupera tuperaさん作の「やさいさん」や平山和子さんの「やさい」など。他にもたくさんのものがありますので、お子様のお気に入りのお歌や絵本を探してみてくださいね。

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【1、2、3!】

たとえばポンポンボールを「ひとつ、ふたつ、みっつ!」と言いながら一つずつお鍋に入れたり、お鍋をかき混ぜながら「いち、に、さん」とカウントしたり。3までの数をたくさん聞かせてあげましょう。この遊び、シンプルですがとても工夫のしがいのある取り組みなんです。

「3、2、1、出来た!」と言えば、カウントダウンのインプット。「お料理が出来たから、お皿を並べるね。一枚、二枚、三枚。この上にお魚を一匹、二匹、三匹」「さて、お箸もならべよう! 一膳、二膳、三膳」なんてお話してあげれば、ものの数え方(助数詞)までインプット出来ます。覚えさせようとしなくて大丈夫。遊びの中で何度も繰り返し耳に入れるのです。いつかピピっと頭の中で繋がります。のんびりその日を待ちましょう。

少し話は逸れますが、ご自身の幼少期を思い出してみてください。なんでもすぐに理解してしまうような、一を聞いて十を知るような賢い子っていませんでしたか? そう言った子は、幼い頃からこういったインプットを豊富にされていたのではないかな、と私は思います。家庭での遊びや会話の中でたくさんの言葉や情報を浴びて、それが学習の場で「あれはこういうことだったんだ!」と繋がるからこそ理解が早いのではないでしょうか。ゼロの状態から物事を学ぶことは大変ですが、そこに出てくる言葉を聞いたことがあるだけで、とっかかりが出来て興味が持てます。変な例えになってしまいますが、プレ化粧水をした方が化粧水が浸透しやすいのと同じです。わかりづらいですね笑 まずは3までの数をたくさん聞かせてあげましょう!


【色の仲間わけ】

食材のおもちゃを集めてカゴの中に入れます。様々な色の折り紙を敷いておき、カゴから取り出した食材を同じ色の折り紙の上に置きます。色の仲間わけ遊びです。

お子様の年齢に合わせて、わかりやすいものから始めましょう。たとえば赤と黄色の二種類の折り紙だけを出し、食材もトマト、イチゴ、バナナの3種類だけをカゴに入れます。「同じ色は、どっちかな?」といいながら、トマトを赤の色紙の上に乗せ「赤かな?」黄色い色紙の上にも乗せ「黄色かな?」と。両方試してください。その後「トマトは、赤。赤だね!」と言いながら、赤い色紙の上に置きましょう。

色への意識を持たせる、色や野菜の名称のインプット、同じものをピタッと合わせる取り組み(今後知育遊びで同じものを合わせたりまとめる作業がたくさん出てきます)の練習にもなります。


以上です。親子で楽しく学びましょう!


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