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私の目指した知育 Sophia

今回はとても個人的なお話になるのですが、上の子の知育遊びを通してわたしが身につけてもらいたかったことについて書いてみようと思います。目標なんて、各家庭で(もっと言えば子供一人ひとりで)違ってしかるべきだし、そもそも目指すものなんて設定してもしなくても良いのですけれどね。

これを読んで「我が家はどうかな?」「この子にはどんなことを身につけてもらいたいんだっけ?」なんて、考えるきっかけにしていただけると嬉しく思います。

 

 

○歳で英検△級!とか、□歳で四則計算がスラスラ!とか、それもとても立派なことだと思うのですが、1歳を過ぎていっそう個性が出てきた我が子を前にしたときに、そういったものを目指そうとは、わたしはあまり思いませんでした。

 

たとえば「ゾウ」という単語を耳にしたときに、"elephant!!"と言えたり、「象」と漢字が書けることを目指していたのではなくて、「ゾウ」と聞いたら頭の中がこんな風になればいいなと思ったんです↓

・ぞーうさん、ぞーうさん♪と、お友達や先生と輪になって歌ったな

・お絵描きをしたときに「ゾウって青いクレヨンよりも、灰色が近い気がするね」とお母さんとお話しながら絵を書いたっけ

・夏の暑い日に動物園で見た、ゾウのおしっこ、すごくたくさん出てびっくり!

・本物を見たら「ゾウの体って泥だらけだ!」って思ったな。「くさーい!」って言っちゃったけど、あれは何のにおいだったのかな?

・電車でゾウの指人形をおじいちゃんにもらったとき、ありがとうって言うの、ちょっと恥ずかしかったなぁ

・ゾウの鼻は"nose"じゃなくて"trunk"と英語のクラスの先生が言っていて不思議だったな。どうしてだろう?

・テレビで鼻に筆を持って絵を上手に描くゾウを見たことある!どうしてあんなことが出来るのかな。。

など。これは全部我が子の体験したことです。本人が覚えているかはわかりませんが…

とっ散らかっている感じ、しますよね?笑

でもわたしは、こんな感じの、整理されていなくてごちゃごちゃしているんだけど、音や匂いや思い出や、色々な感覚がぶわっと沸き起こってくるような、そんな頭の中になったら楽しいだろうなと思ったんです。 

少なくとも就学前までは、整理されたお勉強よりも、こういった「ぶわっと浮かんでくるもの」を集める経験をたくさんしてほしいなと思っていました。小学校以降の学習で「あ、あのときの!」と思い出したり「なるほど、だからああだったのね。」とピンときたり。そういう材料集めをたくさんしたいなぁと思っていました。 

もちろん、「ゾウは一匹二匹じゃなくて、一頭二頭って数えるんだよ」とか「耳が大きい理由は、耳に張り巡らされた血管に風をあてて体温を下げるためなんだよ」なんて、知識も入れ込んだりはしましたが、これも覚えてもらいたいというよりは、いつか学習したときに思い出してくれるかな?という程度の気持ちでインプットしていました。

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(↑絵本も色々読みました)


「幼い頃はとにかく体験!」とはよく言われますが、何もアフリカまでゾウを見せに行くような、特別な体験は必要はないと思います。動物園にゾウを見に行って、気づいたことについて親子で会話するだけでも十分。動物園に行くのが大変だったら、一緒にゾウの工作をしてみたり、ゾウの実寸大の足跡を調べて、家族の足のサイズと比較してみたり、図書館でゾウにまつわる絵本を10冊借りて読んでみたり…こういったいろんな角度からの体験が子供の頭と心に響くんじゃ無いかなぁと思っています。

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(↑動物園に行く代わりに、こんな絵本図鑑を眺めてみるのも面白いかもしれません。動物から世界はどんな風に見えているか?が描かれています。)

こちらもかなり個人的な話なのですが、コロナ禍でSNSを見る時間が増えまして、親子ですごく努力しているスーパーキッズたちを目にする機会が増えました。「我が家はこんなに手をかけてあげられていないな」「このままで、あの子は大丈夫なのかしら…」なんて、正直、勝手に不安に思ってしまったりも。

こんなときは「わたしの目指していたことってなんだっけ?」というところに立ち返ってみることにしています。

そういえばわたしは、我が子をスーパーマンにしたいわけではなかった。いま現在スーパーキッズであることを求めてもいない。ただ親子で楽しく頭と体と心を使って、世の中にあるたくさんのものを、いろんな方法で吸収したかったんだ!

出かけることは難しい、特別なこともなかなか出来ない、だったら自宅で、近所で、ひと工夫して楽しく学んでみよう。そのためには何が出来るかな?と。目標を思い出せると、不安と焦りで縮こまっていた心が緩んで、前向きに行動的になれました。

 

教育についての本を多数執筆なさっている著者の方とお話していたとき「一番大事なのは、安心感。子供が安心できる環境を与えてあげること。そのためには、親の心も安定していないと」とおっしゃっていました。すごく基本的なことですが、とても大切なことだとも思います。

様々な制限が多い現在、あれが足りないこれが出来ない、という思いをしがちですよね。そんなときは少し立ち止まって、どんな知育を目指していたのかを思い出してみてください。

家族が笑顔で暮らせているだけでも100点満点。「これがダメならば、こんな工夫をしよう♪」という気持ちで日々を過ごせていけたら、100点オーバーで花丸です!


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