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【講師エッセイ】vol.20 ユリ先生 / クリスマスの思い出

七面鳥にクリスマスケーキ。雪がかぶったクリスマスツリーにプレゼント。外国のクリスマスに憧れませんか?日本のクリスマスはカップルで過ごす印象が強いなか、アメリカではクリスマスは家族のイベントと呼ばれています。

アメリカの大学に4年間も留学していながら、毎年の冬休みに日本へ帰国していたので本場のクリスマスを味わったことがありませんでした。そんな中、大学4年生の時にやっとLAにある友達の実家のクリスマスパーティーに参加しました。クリスマスよりも正月の方が大切な友達数名(日本人とアジア系アメリカ人)と私にとって驚きを隠せないパーティーだったのです!

驚き1:パーティーの参加者が多すぎる

私たちを招いてくれた友達の両親と兄弟が、今回のクリスマスパーティーを主催しました。クリスマスパーティー当日、招待された友達の実家には、その家族のいとこ家族(姪や甥も含め)、叔父・叔母、祖母が集まる大所帯。まるで日本の田舎の正月のような人数の盛大さ。参加者が多すぎることに加え、親族の顔がよく似ていて見分けがつかない。イスの数が足らず、クリスマスなのに立食パーティー形式でした。

驚き2:七面鳥を食べない

クリスマスパーティーの1番の目玉メニューは、お父さん自家製のローストビーフでした。はい、チキンも七面鳥もありません。アメリカでは家族の習慣や伝統によりますが、クリスマスに七面鳥を食べない家庭もあるようです。普段はあまり料理をしない陽気なお父さんでしたが、ローストビーフを作るのは男の仕事!だそうで、お母さんが手伝おうとしても嫌がっていました。ちなみに他の料理はお母さんが用意していたのですが。


パーティでの食事の一コマ📸

クリスマスパーティーは昼から集まって、深夜までずっと飲み食い&おしゃべりしていました。ローストビーフが一番人気ですぐになくなっていました。私たちは特別に味見をさせてもらいましたが、あんなに美味しいローストビーフを食べたのは今までにない、というくらい美味でした。

驚き3:プレゼントであふれている

私と招待された友達が一番驚いたのはプレゼントの多さです。クリスマスツリーの真下に床が見えないほど(本当に見えなかった)大小様々なサイズのプレゼントが並べられていました。なんと家族と招待客全員分のプレゼント!クリスマスパーティーにはみんなでプレゼントを開封する時間があり、子どもたちはソワソワしていました。大人も含め一人一人の名前が呼ばれ、みんなの前でプレゼントをもらうのがその家の慣わしだそうです。私たちもご厚意で主催者である友達の両親からプレゼントをいただきました。

まとめ

アメリカのLAのクリスマスは日本のクリスマスと違って、雪が降らず冬らしさを感じることはできません。それでも、このクリスマスパーティーに招待されたことで、クリスマス=家族のイベントなんだなと感じることができました。

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