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筆者も時々利用するGoogle翻訳。本当に便利な時代になった。いちいち辞書を引くことも殆ど無くなり、ネット回線があればGoogle翻訳かweblioを利用。

ただ、それは単語や熟語を調べたりすることが主。

なぜなら、日本語→英語、英語→日本語の文章を翻訳ソフトにかけると、どんなに精度が高くなってきたとしても、絶対と言って良いほどおかしな意味になって出てくるから。

このおかしくなり方を理解し、踏まえた上で解読しながら読む・利用するのであれば良いだろう。しかし。。。これを丸っと受け取って、なんらか重要な判断をする/されるのは、本当に怖すぎるし暴力。

実は、英語圏のとあるところに、筆者が過去に執筆した寄稿文や必要書類の英語訳(サマリーでもOK)を提出することが条件になっている審査があり、元の日本語文章も決して簡単ではないため、「審査してもらわなくてももういいか・・・」と思っていたところ、タイワニーズの友人から「Google翻訳でやれば一発じゃない!」と言われ試したところ、その訳が最悪ではないことだけは理解できた、一部利用はしても良い。しかし、信用には値しない。

結局文法の並びが違う日本語と英語間の訳においては、どれだけ精度が高くなっても、完璧に近くすることは難しいのだろう。

タイワニーズの彼女の言語と英語は文法の並びは一緒。その証拠に、中国語関連をGoogle翻訳にかけると、非常にこなれた英語の文章に訳されて出てくる。

以前、高齢の女性でアプリを開発した方が、アメリカの企業とやり取りをしていて、英語は全てGoogle翻訳と書いてあったが、筆者にはそれをする勇気はないなぁ。

世の中、完璧なものなどなく、それも無料で利用できるツールなのであれば、自分でどう補って活用するか?というところが肝。

しかし、今回のニュースにあるように、官公庁で利用されるようになる、それもビザ取得や入国審査時にSNSをチェックされるような事態になった時、Google翻訳にかけられて判断が下されてしまうのであれば、投稿する文章は基本的に英語に訳されて正しく表示されるであろう程度の短文で構成するようにしておく必要があるのか?など、余計なことを考えてみたりもした。

まぁ、訳される訳されないに限らず、SNSはメディアであることを理解した上で、「不要なことは載せない」これが何よりも大事だと思う。だって「言わない(書かない)ことは嘘をつくことではない」のだから。自分の身は自分で守る「リスク管理」、人のプライバシーを侵害しない「デリカシー」は、何よりも重要なことだ。

これを機に、ソーシャルメディアにおけるリテラシーを再確認・再認識するのも良いことなのではないだろうか。

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