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ネイティブ・アメリカン(Native Americans)と感謝祭(Thanksgiving Day)について学ぼう

(Social Studies No.4 ~History~)

アメリカの学校で学ぶ教材を紹介するGlobal Education for Kids
6回に分けて、歴史(History)シリーズをお伝えしています。

歴史(History)シリーズの第4回目は、「ネイティブ・アメリカン(Native Americans)と感謝祭(Thanksgiving Day)」をお伝えします。


ネイティブ・アメリカン(Native Americans)
コロンブスと船員達は、ヨーロッパからインドへ向かう新しい航路(近道)を発見しようとアジアに向けて出港したのですが、実際に上陸したのは「新大陸(アメリカ大陸)」だった、ということを、前回お伝えしました。
しかし、当時、コロンブスは、アジアにいると思い込んでいたため、コロンブスが新大陸で出会った人々のことを「インディーズ(the Indies)」と呼んだのです。そのため、アメリカ大陸に住んでいた人々のことをネイティブ・アメリカン(Native American)とよばれるようになりました。

感謝祭(Thanksgiving Day)
コロンブスが「新大陸を発見」してから100年超の時が過ぎた1620年、イギリスからメイフラワー号に乗船してアメリカ大陸を目指してきた“ピルグリム・ファーザーズ”が、マサチューセッツ州のプリマスに上陸しました。イギリスから持ってきた食料だけでは厳しい冬を越すことが難しく、翌1621年の4月までに半数近くの人が飢えや病気で死亡したといわれています。しかし、ピルグリム・ファーザーズが上陸した土地にはアメリカン・インディアンのワンパノアグ族が暮らしており、ピルグリム・ファーザーズに食糧や物資を援助し、また、トウモロコシなどの作物の栽培方法を教えたことにより、なんとか生き延びることができました。そして、1621年の秋は、特に作物の収穫が多かったので、ピルグリム・ファーザーズはワンパノアグ族を招待して、収穫を感謝するお祝いをしたのが始まりだと言われています。

メイフラワー号と感謝祭の由来について説明したビデオです。
The Story of the Mayflower and the First Thanksgiving for Children: History for Kids - Free School



次回は、歴史(History)シリーズ第5回目、「植民地(The Colonies) 」をお伝えします。




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