大体の事は当事者の方が良くしってる
汚い写真で申し訳ない
右脚が腫れている
何を隠そう痛風
20代の間に初めて発作が来てから年に一度二度激痛を耐え忍ぶ生活
足を引きずるように歩くものだから不格好だし、よくからかわれる
それはいい、だって自分で客観的に見ても痛風で足引きずるバーテンダーはコミカルだもの
正直作業効率おちるので
「なんかどんくさいなぁ」
「動き遅っ」
と笑ってもらえるとこちらも非常に助かる
「ご迷惑をお掛けしますぅ、えへへえへへ、いてえいてえ」てなもんだ
しかしそんなに世の中自分の望む通りに行くわけじゃない
3割くらいの人が真剣に心配してくれる それはもう自分の事のように真剣に考えてくれる
実はこれが厄介だ
「〜〜したらあかんらしいで」(ちょっと嬉しそう)
「〜〜食べたらあかんな!」(ちょっと嬉しそう)
「尿酸値いくらなん?うわっ高!」(ちょっと嬉しそう)
うん、知ってるんですそれは
貴方が何処でその知識を入手してきたかは存じませんが私も自分でも調べるしお医者さんにもきいてるんです
貴方が今までの人生で痛風について調べたり痛風の話を聞いた時間を『1』とするなら私が痛風について調べたり痛風の話を聞いた時間は『100』なんです だから貴方が今披露してる知識は元々私の中にあるんです
これは他の事にも当てはまる
工務店は私より建物に詳しい
医者は私より病気に詳しい
弁護士は私より法律に詳しい
料理人は私より料理に詳しい
当たり前のことだけどちょっと忘れがちだ
インターネットで色々なことを調べられる様になってしまったから
ちょっと検索すれば情報と知識は転がっているけど、その情報と知識をどう活用するかは付け焼き刃では身に付かない
その道の人に聞く話はやっぱり勉強になる
餅は餅屋だ
そして今日もお客様にお酒の知識を披露される
へぇーそうなんですねーと応えるのだ
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