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【Original Song】東京サイドストーリー
ビル全面光るガラス片 仕事にも慣れた頃 ホテルの壁しか見えない ロフトつきワンルーム 乗り込む満員電車を 上手く降りられない この街でやってけるのか 不安だった 駅に向かう彼女は 昨日のことの様に 駄作であろう短編を 思い返してた 低評価の彼のことも 雑然とばら蒔かれた 壮観を汚して 猫の額のような この街で 誰かのことを 考えたりしてみた 乗り込むタクシーは 見覚えある通りへ この商店街に また来ることになるなんて そんな冷たい目 よくできるね タクシー料金 上乗せされるかも お互いの車窓に 映り込むのは 過去の名場面 そろそろ 新規項目追加で 忽然と消えて 視界の果てまで並ぶ 隙間を消していくゲーム この街で誰かの影響を 感じてみたい 彼女はタクシーを降りた 彼に会わないことを祈りながら でも脚本は 酷なパターンを用意していた ドラマだったら ここからまた何かが始まる でも現実は 無言で通り過ぎる 史上類をみない 美しきスルー技術 でも元気そうで良かった 彼女には 彼が微笑んでるように そう見えた やっとさよならだね バイバイ 不思議と気まずくない 雑然とばら蒔かれた 壮観を汚して 猫の額のような この街で 誰かと物語を 一言くらい話したかったな 未練のない未来はないけど これから物語は それぞれの主流へ Some people feel the rain. Other just get wet. Love the life you live. Live the life you love.
【Original Song】意気衝天
幕が上がる 聴こえだしたドラム 暴れにきたわけではない 周りの熱狂と比較すると だいぶ控えめ ここに来たからって 世界が変わると思ってない ただ あの時ああすれば良かった こうすれば良かったっていう感情や いつまでも頭に住みつく君を 葬り去りたくて 突き刺して 上手く事を運べない俺を 重低音 鼓膜 震えて これがロック! ドラム叩けないけどな 周りはヒートしちゃってる 過呼吸気味の前の列 押される これなら部屋でしっとり聴いてた方がいい それでもここに来たのは 何か変わるんじゃないかっていう 淡い期待 変わったことないけどね 何も持っていない自分に変化をつけろ 耳を劈く音の来訪 時を過ぎ咲く音の大砲 突き刺して 結果を出せない哀れな俺を 完璧な演奏 鼓動 聴こえて これがロック! ギター弾けないけどな こんなに音楽好きなんけどな こんなに音楽好きなのに 圧倒的な音痴 リズム感の欠如 皮肉な運命も音符も読めやしない 突き刺して なかなか進めない謙虚な俺を 穏やかな性格 間違いではない でも激情型も潜んでいる 突き刺して wasなくても 雑音でしかない言葉より 耳に悪いハードな音の方が コミュニケーション取れるよ これがロック! ステージ立ったことないけどな これがロック! とりあえず鳴らしとけ 誰かには撃ち込める意気衝天
【Original Song】脇役の夏
ムワッとした温風が 脇役の僕に吹き付ける 主役なら薫風だろうか? 明るくて素敵な 夏が始まる予感 悩みが朝凪に浮かぶ 炎暑にSquall降りつける 夏の懐メロまた聴いてみて 君が弾けていた車内で あの日はまた来る 汗臭さに生きる脇役達よ 夏の懐メロまだ響いてるね かき氷の冷たさ口中に あの日はまた来る 朝虹を見つめる脇役達よ フワッとした南風が 主役になれなかった僕の 背中を押してくれてる? 明るくて素敵な 夏がまた来る 不安が夕凪に浮かぶ 花火が雑音を掻き消す 夏の懐メロまた聴いてみて 君が弾けていた車内で 小さな扇風機回る イメージして素敵な朝涼みを 熱を帯びた風が 君の人生を応援してるよ また明るい夏が来る 乾いて白けたハート 熱風が徐々に 夏みたいに気温上がる 後は風向き次第 2人で聴いて 見てた 励んでた La la It's almost summer また聴いてみて 君が弾けていた車内で 小さな扇風機回る イメージして素敵な朝涼みを 熱を帯びた風が 君の人生を応援してるよ また明るい夏が来る 乾いて白けたハート 熱風が徐々に 夏みたいに気温上がる
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【Original Song】詩
歯が次々と抜けていく 真夜中そんな夢を見ていた 抜けていく感覚はリアル 現状打破願望 未来の案内役 階段から足を踏み外す 昼寝の最中に魘される 転げ落ちる感覚は災難 不安破壊願望 現実の執行人 これからどうすればいいですか? コンビニスイーツ選びさえも いつも迷いと対峙 詩を聴くように書いてみる 吐き出す作業の道筋 今はまだ見えない 誠実に風の吹く方向を 見つめるだけ あいつと君が話してる 確か接点なんてない 夢の中なら可能なのか 人間関係複雑化 過去の反省人 これから反省人 これから反省人 これからどうしよう? 踏み外す 自分の中にある可能性 それが地響きの様に叫んでいる ここから出せと唸ってる 自分の中にある可能性 それが地響きの様に叫んでいる ここから出せと唸ってる 紡ぐ作業の工程 今はまだ見えない 確実に存在するファンタジー 沢山の矛盾に 小さくなっていく可能性に 後ろから急かされてる 諦めモードに格言が沁みる The darkest hour is just before the dawn 詩を聴くように書いてみる 希望の修復作業 今は先が見えない 確実に巻き起こせるマジック