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オフィスで使える英語表現2

以前、オフィスで使える英語表現を書きましたが、
今回は、日本人が使ってしまいそうだけど、
「ニュアンスが違って聞こえるよ」的な所に焦点を当てて紹介します。

1 何かを聞かれて、「I do not know」と答える。
日本語でもそうですが、何か質問されて、
「知りません」「わかりません」では社会人として
少し寂しい感じがしてしまいます。
英語でいうと、unprofessionalな人だと思われます。
あなたに質問した人は何かを知りたくて質問しているので、
たとえあなたが質問者の答えを知らなかったとしても、
ポジティブに
「i will find it for you.」
「調べてみます」
「Let me come back to you on that.」
「わかったらお知らせします」
と答えると、きちんと仕事をする人だなという評価になります。

2 「一生懸命やります」と言う意味で「I try my best」と答える。
日本人のやりがちな間違いですが、ポジティブな意味で 
「try my best」って使いがちですが、
往々にして、逆の意味になりがち。
と言うのも、
英語だと「一生懸命やるよ」(でも結果は保証できないよ)
と言うニュアンスが入ってくることが多いです。
例えば、「2時までにこの仕事できる?」って聞かれて、
「I try my best」って答えたら、
「一生懸命やるけど、2時までにできる自信はない」
と言っているのと解釈されます。
と言うか、「2時までにはできない」と解釈されます。
もし、2時までにできる自信がある場合は、
「OK I will do it for you.」と答えればいいです。
もし、2時までにできる自信がない場合、
「I am not confident to finish it by 2, but I can make it done by 4.」
「2時までに仕上げる自信はないけど、4時までなら大丈夫」
って答えてあげると、どう言う状況なのかがわかっていいですね。
通常業務であれば、2時までには無理だけだけど、
恩着せがましくしたい場合は、
「well, it is very tough to finish it by 2, but I can prioritize it especially for you.  You owe me lunch」
「2時までに仕上げるのは結構大変なんだよね。でもあんたのためなら優先してあげるよ。今度ランチおごってね」
って言うと、ニュアンスが伝わります。

3 相手が怒っている時に「sorry」を繰り返す。
お客さんであれ、社内の人であれ、sorryばっかり言う人はうーんって感じになります。日本語でもそうですが、相手は謝罪の言葉を求めているのではなく、怒っている原因を解決して欲しいのです。
日本人は真摯に謝罪することが何にもまして大事にされますが、
解決方法を提供できることが一番です。
解決方法をすぐに提供できなくても、こう言えば時間が稼げます。
「Let's see what WE can do.」
「一緒に何ができるか考えましょう」
WEはわざと大文字にしていますが、これが大事です。
この時のニュアンスは、
「残念ながら問題は起きてしまいましたが、
問題を解決するために一緒に考えましょう」
と言うことになります。
日本語的には、「俺じゃなくて、お前が解決方法を考えろや」
って言われそうですが、英語では、そうはなりません。
WEを使うことによって、
テニスのように正面を向かって打ち合って、
どっちが勝つか負けるかの勝負をしているのではなく、
ゴルフのようにお互いにホール(同じ目標)に向かっていく仲間になります。

どんな言語でもそうですが、
細かいニュアンスの部分に感情が乗ってきますので、
こういう所がわからないと仕事で英語を使うことは難しくなってきます。
TOEICには出てこない部分かなとは思います。

高等テクニックとしては、面倒臭い仕事は何を言っているか理解できないフリをして避けるということもできます(笑)



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