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バローロのワイナリー

イタリア旅行の最初の目的地はバローロ村。
ご存知の方も多いとは思うが、ピエモント州にあるバローロ村。
ワインの生産で有名です。
それからトリュフですね。
世界遺産にもなっています。

ここのワインは、ネッビオーロ というぶどうで作られたワインが有名で、
栽培が難しいため、ワイン用ぶどう生産量の3%程度しか作られていないという希少種。
バローロ村で作られたワインは、「王のワインにして、ワインの王」と言われています。
でも、ビンテージや畑にもよりますが、それほど高くありません。
僕が行ったワイナリーの物ではありませんが、
例えば、これ↓もお手頃な値段です。

バーボン樽で熟成された物、
熟成していないワイン
畑限定のワイン
年代の古いワイン
最後にはグラッパ
とたくさん試飲させてもらいました。

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僕はウイスキー党でワインは詳しくなくないですが、
バローロは好きだったので、一度は訪れてみたい場所でした。
新しい発見は、樽で熟成していない方のワインもさっぱりしていて、
比較して飲むと、薄いと言ってしまうと身も蓋もないですが、
食事に彩りを与えるよいバイプレーヤーのような
周りを引き立てるワインです。
ワイン自体は美味しいと思うけど、自己主張が強過ぎて、食事を負かせてしまうようなワインではなく、日常的に机の上に置いてあるワインって感じです。
熟成していないワインはサクサク飲めてしまうよさ(悪さw)があります。

イタリアワインはフランスワインと違ってあまり熟成させないそうです。
そう言った理由でイタリアワインは若いビンテージがついていない物も多く、値段もフランスワインの方が高くなる傾向があるようです。
コロナの影響で、ワイナリーのツアーは開催されていませんでしたが、
樽は見せてくれました。ウイスキーよりもずいぶん大きな樽で作っているようです。これだけ大きかったら、樽の風味はあまりうつりそうにないですね。

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いつもウイスキーの蒸留所に行くので、ワイナリーの醸造所をみると生産設備が少なくて驚きました。
当たり前ですが、ワインは蒸留しないので、ポットスティルはありません。

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麦を乾かしたり、マッシュする設備もありません。
敷地も全然狭い感じがしますね。

確かに、僕が調べる限り、日本でもアメリカでもイギリスでも、醸造と蒸留はライセンスが違います。
ざっくりいうと、
アメリカとイギリスだと農家の納屋でビールやワインの醸造酒を作ってもOKくらいの緩い規制だけど、ウイスキーやジンなどの蒸留酒は生産設備や最低生産量が定められている。
確かに蒸留すると限りなく100%までアルコールを高められるので、
市民生活に対する影響は大きいかもしれない。

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