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(⌒,_ゝ⌒)<これはなぁ…勇気の主人公交代や!【日記:2023/4/16】

4月14日から放送開始のアニメ「ポケットモンスター」の新作を見ました。
結論から言うと、物凄く面白かったのでまだ見ていない方がいたらお早めに見ていただきたいです。
26年もの長期の間、主役を務めたサトシが遂に交代、新しい主人公に変わるということで期待と共に大きな不安を抱いていた方も多かったかと思いますが、個人的には見事代替わり成功したのかなと思っています。

主人公のリコはサトシとは全く違うタイプのキャラクターで、内気で感情表現が苦手なタイプ。無鉄砲で一番最初からポケモンマスターになるという夢に一貫して走り続けていたサトシとは違い、未だ自分の夢が何なのかを見定めることができていない女の子。
能動的に突っ走るサトシとは違い、行動も受動的で初めの1話2話からいきなり知らない大人に振り回されています。

そんな彼女の性格を反映してか、ストーリー面もサトシ時代のオムニバス形式とは大きく違い、言うなれば劇場版の話の様に一つの大きな流れを進んでいく形式のようです。
物語の鍵になるのは、主人公リコの持つ謎のペンダント。
おばあさんからもらったもので、危機に呼応してバリアを貼る性能がある。

そして、そのペンダントを巡って争う二つの組織「ライジングボルテッカーズ」と「エクスプローラーズ」と初っ端からワクワクさせる展開が盛りだくさん。しかも、両組織共に構成員が無駄にイケメンで乙女ゲーみたい。

無論、サトシ時代の話も旅している感があって好きだったのですが、個人的にはストーリー面が一本筋通って以前に比べてもかなり面白くなりそうな予感がしています。

また、世界観も現代的でとてもいい感じ。
県盾以降のサトシアニメをちゃんと見れていなかったので、それ以前の印象で話しますが、その頃に比べるとポケモンと現実の科学技術の調和という部分がかなり身近になっているように感じました。
ゲームのナンジャモしかりのYoutuber的な人物の登場、ロトムを使ったスマホやタブレット、リモート面談、ポケモンを動力に組み込んだ飛行船に学校の用務員として活躍しているニョロゾなど。
主人公が学生という、地に足のついた現実にもいる存在なのもあるのか、そういった部分の解像度が上がっているような気がします。

Youtuberっぽい人、ぐるみんとクワッス
丁度用務員のおじさん感のある人畜無害さ。ニョロボンになっちゃうと厳ついからね。
Twitterでめちゃくちゃラピュタと言われていた。
この世界におけるロトムの扱いってどうなんだろう?
機械的に製造されているのか、あるいは生物的に人間と対等な関係なのか。
もし後者だとしたら、ロトムがストを起こして電化製品全滅とかあるのかな?

まだ最初の2話の状態で、もう一人の主人公のロイ君も登場していない段階なので、今後どうなるかは分かりませんが、非常に期待できる内容です。
無論、サトシのままが良かったという方はまだまだ多いと思いますが、ずっと続けるわけにはいきませんし、このタイミングで変更をかけたのは英断だったと思います。
ポケモンと同い年、1996年生まれの私が、就職してそして退職までするほどの時間が経っているのですから。

26年、そんなに長く続いたものを変えるのは大変な事。
勇気をもってその大事を為したアニメスタッフの皆様に心からの賛辞と感謝を送りたいです。

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