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二次元キャラの結婚について【日記:2023/1/24】

少年漫画で特に多い気がするが、キャラが結婚して大団円みたいな終わりをよく見る。
あくまでごく個人的なことですが、私はこの終わり方がちょっと苦手だ。
ラブコメとか恋愛ものなら、まあそうだよね、と思うからいいんですが、バトルものとかそういう感じじゃない作品だとなんだかもんにょりする。
多分、理性的に言えば主題がぶれるのが嫌で、感情的に言えば幸せの定義を普遍的な方に置かれるのが嫌なんだと思う。

例えばブリーチにおいては、最終話で時間が飛び、一護と織姫が結婚し、子供を設けていることが描かれていますが、これはブリーチが語ってきた物語と果たして連続的なものなのだろうか?と感じてしまった。
結婚はキャラの幸せではあるでしょうが、それが物語の終わりとして相応しいかと言われると、個人的にはうーんであり、そう思うと結婚というのが、『まあ、こんなもんでしょ』という終わりに見えてしまってならない。

まあグチグチ書きはしましたが、感情的にそんな好きじゃないというのが一番の理由ですね。捻くれた人間としては、最終やはり人の幸せは結婚や子供などに帰結してくる、という結論とされるとどうにも落ち着かない気分になり拒否反応が出るのでしょう。
特にバトルもののような、現実の人間とは違う価値観に生きているはずの人間が結婚に帰結してしまうと、やっぱりそうなのか……、という何とも言えないガッカリ感みたいなものを肌に覚えてしまうものです。
※NARUTOも結婚の方ではなく、火影になったことの方をメインにしてくれた方が、1巻から続く夢の終わりとしては完璧だった気がしてしまう。

無論、結婚ENDを否定する気は全くないです。
『妙に生き残るぐらいなら、見せ場で死んだ方がいいよな~』などと思う、こちらの性格が終わっているだけのことですから。
こんな私の人生の最終回は、どうなることやら。
全滅ENDだけは勘弁してくれ。


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