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ソーシャルゲームの運営は大変【日記:2023/3/23】

リアルタイム性を求められる仕事はかなり大変だ。
今のネット時代、一つのミスがすぐに全世界に波及してしまう。
しっかりチェックができる状態であれば、外に出る前に潰せる物でも
常時外界に接続されているとそうはいかない。
間違いはすぐにコピーされ、拡散され、一度出してしまえば完全に消去することは不可能です。
だから、この手の仕事に従事する人は細心の注意を払ってリハーサルや確認作業をするものですが、それでもミス0というのは難しい。

なので、ユーザーの方々はくれぐれも穏便に、優しい心をもって運営に接してあげて欲しいな、と個人的に思います。
私もサラリーマン時代はコンテンツ業界で仕事しており、生放送やTwitter
運用、一部ソシャゲ運営に関わったことがあるので、こういった事態に遭遇したことが何度かあるのですが、担当者的にはかなり辛いです。

気づいてしまった以上、深夜だろうが早朝だろうが、祝日だろうが有給だろうが対応しなくちゃならないし、判断を仰ぐべき上司にも連絡が通じないことがほとんど。
お客様ファーストである程度自己判断で行動するか、それともあくまでサラリーマンとして上司に連絡がつくまで待つのか。非常に難しい。
会社によって体制や対応は異なると思いますが、胃が痛くなるのは同じでしょう。

私の場合は、比較的小規模なものを数打つことが多かったので、比較的現場判断でことを為すことが多かったですが、『ブルアカ』ほど大型のコンテンツにもなると流石にそうはいかないでしょう。
(私が昔関わったソシャゲでは、生放送中ガチャ石を配布するノリになり、プロデューサーがその場判断でOKを発表していたりもあった)

普段の対応の早さから見ても、保守遊撃担当者が深夜帯も見守っていて、
有事の際の対応マニュアルなどもしっかりありそうです。
何分以内に連絡がつかない場合は、現場判断。
メンテにかかった時間によってガチャ石の配布数を変動。
その他ユーザーの不利益の数に応じて、点数をつけて配布物を決定等々……
まあ、想像ではありますが……

どんなエンターテインメントでも会社組織が運営している以上、その裏側には時間を決めて働いているサラリーマンがいます。
仕事である以上、お客様のために頑張らなきゃいけない時があるのは勿論ですが、深夜や休日に電話が鳴るというのは中々に精神にダメージを与えるものです。

とにかく、私から言えることはあんまりアロナちゃんをイジメないで欲しいということです。
完全に普段の口調を失って、文末が全部”ます。”で統一されるぐらいには
追い詰められていますから。
ログインしたらまずは優しく頭を撫でてあげましょう。


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