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独創的ってどこから生まれるの?【日記:2023/2/20】

何か創作をしようとしたとき、自分の作ろうとしたものがどうしても先行作品のパクリに思えてしまい、諦めるという経験はないだろうか?
私にはある。煩悩の数の何倍以上もそうやって潰してきた。
創作論のサイトなどを見ると、”とりあえず最後まで書いてみるのが大事。書いている内にオリジナリティが生まれてくるし、書く練習にもなる”という旨のことが書かれている。
医者に”自律神経失調症みたいなので、ゆっくととなさってください”と言われた時と同じ気分だ。

それ自体はとても正しいことだと思えるし、自分も賛同しているのだが、どうしても自分の中の内なる声が邪魔をする。
「書いてるうちにオリジナリティが出るって言ったって、こんな半信半疑で書いてもメモリの無駄遣いになるだけ。書く練習になる、というのは良いけど、書く練習であって創造の練習にならないよね?」などと。
やたらとそれっぽいことを言いやがって。

まあうだうだ言ってますが、頑張って書きましょう――以上。
結局、これに尽きる話ではありますが、こんな風に感じてしまうのは単純にインプットが足りてないからでは?と最近考えました。
中途半端に知識があるから、あれと似ている、これと似ていると思ってしまい、一方で数えられる程度しか知らないから、あるジャンルの作品を作ろうするときに特定の作品に作りが似すぎてしまい、パクリに思えてしまう。

正にこの図における谷の部分に我々はいるのかもしれません。
急がば回れという言葉もありますし、焦って自分の発想の貧困さに絶望するよりも色々な作品を吸収することから始めた方が賢明でしょうしね。

余談

以下、個人的にオリジナリティが凄いと思う作品。
良かったら面白いので見てみてね!

1.遊戯王5D'S

遊戯王デュエルモンスターズ、遊戯王GXに続く、遊戯王アニメの第三弾。
『カードゲーム×バイク』という異色の組み合わせで初めは物議を醸していましたが、シリーズでも上位を争う人気作に。
この作品の成功以後、遊戯王では何かに乗ってカードゲームをするというシーンがちょこちょこみられるようになりました。
作品の雰囲気としては、割とシリアス寄り。
中盤以降は明るいシーンも増えていきますが、世界観がサイバーパンク的で、主人公たちは下層の貧民街の人間ということもあり、特に序盤は暗い雰囲気。
また、キャラクターの年齢も20歳前後と高めでカードゲームアニメとしては珍しい印象です。
全154話と長いので、とりあえず1話を見て気になったら、飛ばし飛ばし見るといいと思います。
個人的には、第二部であるダークシグナー編からぐいぐい面白くなってくるので、その前哨戦である25話辺りからがおススメですね。

2.機神咆哮デモンベイン(斬魔大聖デモンベイン)

ニトロプラスから発売されたアドベンチャーゲーム。
『クトゥルフ神話×ロボットアクション』というこれまた異色の組み合わせでしたが、アニメ化を含めたメディアミックスもされ、いくつかの後継作品も発売された人気作。
元々はR18のエロゲー。
主人公のしがない探偵「大十字 九郎」と魔導書の精霊の少女「アル・アジフ」のコンビが悪の組織と戦う熱い物語です。
ロリ(ババア)と青年のタッグは鉄板。

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