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基山瑣末
2024年8月5日 07:42
いつも通りに翻っている脆くなったことたいそう阻むことそういうことにかかずらって進取を謳うそれを拝みに来たというのに軟膏をもらっていいいかなとびきり辛いやつ舌に染みて全く蟠るやつ針の穴に注連縄を通した気がする放埒至極に存じて挙句地の利を失った感覚それだけ残ってる「コーヒーを飲んで苦さを噛み締めて過去に追憶を馳せ感傷に浸った」やめとけその先には何もないま
2024年8月3日 23:37
星が帳に貼り付いてちかちかしている砂浜へ散らばるガラス片とそうも違うまいムサシグンへ行こう手の届くか否かの大切を晒しにロールケーキはクリームをケーキへ押し込んだのかケーキをクリームの周りへ巻いたのかムサシグンには分かるまいあいつは飽きあぐねている押し並べて倦んでいる絵を見た写真の方が上手いとナナメを衒った視界がギュッと遠のいて洋々とムサシグンで溢れたムサシ
2024年8月3日 12:35
ぼうッと真っ暗な中へ点を打つ蚊取線香を蝕む灯のたり くらり ふわり寝つけず うねる煙のようにあるいは煙を浴びた蚊の眩暈に喘ぐように渦巻の灰に尽きた分だけいたずらに時間をとろとろとふやかしている日が昇り火が消え陽が射すいよいよ微睡める頃に這う撫でるからかう羽音