見出し画像

小宮果穂ファミレス成長物語

放課後クライマックスガールズのセンターにして世界一のヒーローアイドルを目指す小宮果穂は、ファミレスで成長するのである。


果穂がプロデューサーとファミレスに行くシーンはpSSR【第2形態アーマードタイプ】発生イベント「にぎやかごはん」が初めてとなる。そこで彼女はメニュー選びに悩み、プロデューサーに決めてもらう。

画像1

どの選択肢も微笑ましいストーリーが見られるが、注目したいのは「カレー」を選んだ時だ。プロデューサーは選んでおきながら「でも果穂には大人の味(つまり辛い)だからまだ早いかな・・・」と言い、大人の味というワードに興味を持った果穂はカレーを頼む。
やはり果穂には辛いようで、結局プロデューサーの頼んだナポリタンと交換する。果穂は自分は辛くて食べられなかったカレーを食べられるプロデューサーを羨望の眼差しで見つめてコミュはいったん終わる…。

カードは変わり、果穂の3枚目のpSSR【潮騒のシーショア】へと移る。
発生イベント「必聴!ヒミツのウラワザ3選」で以前食べられなかったカレーに挑戦する。挑戦してみるもやはり辛かったようで、悪戦苦闘する果穂。ここでプロデューサーが助け舟を出す。

画像2

この3つの選択肢はカレーを食べやすくするワザを果穂に教えるわけだが、同時に果穂へ新たに別の「挑戦」を仕掛けるという構図になってる。プロデューサーは果穂の挑戦が失敗に終わらないよう、果穂自身の力で達成するための手助けをする。ここではカレーを食べ終わった描写こそないが、言及せずとも果穂の挑戦が成功したことは明白だろう。

発生イベントの時系列は前後するが、【潮騒のシーショア】の「君は誰かにとっての太陽」では、お子様ランチを頼みたいが自分の見た目で小学生と信じてもらえるかどうか不安になるという場面だ。プロデューサーは「大丈夫」と励まし、店員さんを呼んでお子様ランチを注文する。そこで注文を取りに来た店員さんはなんと、果穂のファンだったことが判明する。思いがけずファンに応援され喜ぶ果穂。当然、果穂のファンなら小学生であることも知っているのでお子様ランチを頼んでも何も言われなかった。
アイドルであることがバレるのは日常生活において支障が出ることが多い(というのが通説だ)。しかし果穂にとってはアイドル活動によって小学生であることが世間に認知されることで、お子様ランチを何事もなく頼むことができたのだ。それに果穂の反応から見るに、このカードまではファンと街中で遭遇して握手を求められるのは初めてだったのだろう。アイドルであることが果穂にとってとても良い方へ作用したのだ。果穂にとっても、彼女をアイドルにしたプロデューサーにとっても嬉しいことだろう。

果穂のプロデュースにおける見どころは、その目覚ましい成長を見届け時にはサポートすることだろう。それはなにもステージの上、アイドルの仕事だけではないことをこのファミレスでのコミュは物語っている。アイドルの活動とは関係のない日常風景の代名詞ファミレスという場所で、果穂がひとりの少女として、アイドルとして成長していく姿が見ることが出来る。この日常の中で成長を描くという解像度の高さがシャニマスの、果穂のコミュの素晴らしい所だと私は思う。

わたし達にとってなんでもない日常が、彼女にとって発見と成長の連続なのだ。今回はファミレスという場面にフォーカスしたが、果穂の他カードコミュ、他放クラメンバーのサポートカードコミュでも垣間見ることもできる。
現在無料10連ガチャ期間で、もしかしたら果穂のカードを引いた人がいるかもしれない。上記にあげたSSRも恒常のものなので、案外ポロッと手に入れた方も多いかもしれない。手に持っていてまだプロデュースシナリオを見てない人がいるならば、是非読んで欲しい。後悔させません。
小宮果穂は最高のヒーローアイドルなのだから。


――――――――――――――――――

以下は雑談…


そういえば自分の担当アイドルのNoteを書いたことないな…とふと思い書いた次第です。なにとぞシャニマスを、放課後クライマックスガールズを、小宮果穂をお願いいたします。

それと、みんなは好きなファミレスは何?私は特にサイゼリヤが好きです。豊富な品揃えと低価格であれだけ美味しい料理が食べられる店はそうそう無いでしょう。アーリオ・オーリオ(素パスタみたいなの)に粉チーズと黒コショウをバーッとかけて食べるのが好き。これをメインにピザとかサラダとか頼んだらもう幸せな気分でお腹いっぱいになれる。
そういえば小学生の頃、初めてエスカルゴを食べた時に少し大人になったような気がしたなぁ。果穂もカレーを食べて同じ気持ちになったのかと思うと、感慨深いな……。

いただいたサポートはお菓子に変化します