井藤

そこにはなにもいないのである

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そこにはなにもいないのである

最近の記事

始業式のライフがゼロよ

いよいよ明日が始業式だった。 短時間でたった1日だけの登校とはいえ、それなりに気晴らしにはなるだろうと思った矢先延期が決定した。 こんな時期に登校は危ない。などいろいろあるだろうが、わたしは肯定的だ。もちろんやり方に工夫は必要だ。天気が良ければ校庭で始業式を始めて、配布物も全て済ませてしまう。教室の準備は後回しでいい。手紙や教科書を受け取りさえすれば、自宅でもなんとかなる。 進級するというスイッチの切り替えはどうしても必要で、やらないならやらないで、児童の意識をひとつ上に持っ

    • ひとり旅

      に、行く予定を立てていた。新年度から2年間程忙しくなるので、その前に最後の息抜きとして身内に打診していたのだが、新型コロナウイルスの影響で流れてしまったのだ。 旅といっても横浜とか、箱根とか、その辺を考えていた。わたしは虚弱体質なのであまり遠出するとそこからさらに休息タイムを設けないと高確率で風邪をひく。 なので、イベントへ行く時は2ヶ月前から体調管理をより厳しくしているのだ。それでも1度は風邪をひくのだから困ったものである。 横浜は去年の夏、はじめてひとりで1泊2日の旅行

      • つい昼寝をしてしまった。翌日休みだとつい夜更かししてしまう所為だろう。 その時夢を見た。もううすらぼんやりとしてしまったが、海が近いところでショッピングモールがある。そこで鬼ごっこのような展開が繰り広げられた。とても天気が良く青空が広がっている。わたしは逃げる側だ。 といっても深刻なものではなく、ゲームのような雰囲気だったように思う。 逃げる夢や電車に乗る夢をよく見るのだが、これはなにか精神的に意味があるのだろうか。調べれば色々出てくるのだが、どれもいまいち要領を得ない。あま

        • 買い物day

          昨日の春の嵐とはうってかわって、穏やかな天気だった。朝と夕方は羽織ものが必要だが、日中はやや厚めの長袖を着ていれば問題ないくらいである。 今日は買い物をする日だった。最近3日分の献立を決めて買うようにした。いままではその日に必要なのを買うため毎日スーパーに行っていたが、公立小学校の休校が長引いている為に、毎日子供を連れてスーパーに行くのはややしんどいのだ。連れていくというひとつの工程が軽作業から重労働のあいだにある。 3日分なのは、わたしが持てる量の限界だ。それ以上

        始業式のライフがゼロよ

          アルバイト

          わたしは正社員でなければ派遣社員でもない。アルバイトである。パートというにはちと勤務時間は短いだろうか。 スーパーマーケット。誰しも年に1回以上は利用したことがある筈だ。食のインフレを担う身近な存在。そこで働いている。 といってもレジではない。品出しだ。品出しといっても毎日納品されるような賞味期限が短い商品『日配』を担当している。 日配って? という声が聞こえてくる。馴染みがないのは頷ける。 豆腐や漬物、麺類、ヨーグルト、牛乳、チーズ、デザートを指す。そこ

          アルバイト

          4月がはじまった

          桜がすっかり咲いた関東。電車で数駅で都内に入るくらいの場所にあるわたしの住んでいる街はあいにく最近天気が悪い。 例年通りなら桜まつりがあったが、新型コロナの影響で中止となってしまっている。賑やかさはないものの、それでも桜は咲いているのだ。 イベント中止。オタクにとって不安でもあり、ホッとしてもいたり、様々な気持ちがあるように思える。前者はともかく後者はどうなのだろう。イベント参加がライフワークなオタクが、例え流行病があろうとも参加せねばなるまいという謎の義務感は、少なか

          4月がはじまった