4月がはじまった

桜がすっかり咲いた関東。電車で数駅で都内に入るくらいの場所にあるわたしの住んでいる街はあいにく最近天気が悪い。
例年通りなら桜まつりがあったが、新型コロナの影響で中止となってしまっている。賑やかさはないものの、それでも桜は咲いているのだ。

イベント中止。オタクにとって不安でもあり、ホッとしてもいたり、様々な気持ちがあるように思える。前者はともかく後者はどうなのだろう。イベント参加がライフワークなオタクが、例え流行病があろうとも参加せねばなるまいという謎の義務感は、少なからずあるのではないだろうか。
健康こそのイベント参加。命あっての物種。暫く静観するべきかと思う。

イベントといえば

わたしもそんなにオタク歴が長い訳でもなく、サークル参加をはじめてしたのは3年くらい前だ。ツイッターで色々ご指南いただき、おっかなびっくりサークルチケットを持ってビッグサイト……ではなく、TFTへ向かった。本を出す、というよりも、その本を購入してくれる人達が居る、というのがわたしにとっての財産であり宝物である。もちろんうすい本の内容も怠らない。彼女たちに誇れる本を出したいからだ。

モブサイコの二次創作を初めて1年。ありがたいことに同人誌2冊を発行し、完売。さらに再販もした。「自分の本なんて……」という気持ちは微塵も無い。常に100%の出来を自負して出している。理由は前述したとおりだ。
今のところ男性で買ってくれる人は居ないが、いつか現れることも願っている。
そもそも、自費出版という一般人はやらないことをやっている時点でそれは素晴らしい本になる未来しかない。素人ではあるが、履歴書に書いたっていいくらいだ。実際書いた人が居るかはわからないが。

イベント参加は簡単なようで、難しい。定められたルールは主催の要項を見ていただくとして、その他の『当たり前なこと』は意外と気が付かないことが多い。
例えば釣り銭用の小銭。買い物用の小銭でも構わない。とにかく、同人誌即売会は小銭が大活躍するわけだが、両替方法にゲームセンターの両替機を使ってはいないだろうか?
購入した同人誌を作者の許可無くネットで堂々とアップロードしてはいないだろうか?
表現の自由はモラルの自由ではない。
努努気をつけて渡らないと行けない橋。それが、二次創作である。

ところで

霊モブの民としては秋にやる個人主催の霊モブオンリーが非常に気になるものの、今のご時世ではたして秋になって落ち着いているのか心配だ。
個人主催は半端なく大変で、主催するということはゴッサムシティを守るバットマン並に大変なものだ。
ダークヒーローではなく光のヒーロー、いうなればシャイニングヒーローをわたしは応援したい。霊モブはいいぞ。