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簡易企業分析(株式会社グラモ)


1,対象企業
株式会社グラモ

(事業)
IoTプラットフォーム事業
システムライセンス事業
ハードウェアOEM事業

(注目製品)
『GlamoSmartLock』
:『iRemocon』の技術を利用した管理画面から発行・削除・無効化が遠隔で可能なスマートロック

2,簡易知財分析
(総論)
企業名で調査すると、各法域において出願が認められた。
特に特許においてはFI記号から「遠隔操作」をメイン技術とした製品企画・開発を進めていると考えられる(添付1)。本製品は「制御」「保護」を加味した製品といえる(添付2,3)

(特許)
課題:
有体物の鍵と同じようなコピーや受け渡しの手間
解決方法:
記憶部に記憶された認証キー及び仮認証キーの処理、登録、認証、対称を繰り返すことにより、特にコピーを防止し遠隔でも施錠を制御

(意匠)
物品名『多目的スピーカー』であるため、本件の対象外とする
(商標)
注目すべきは『GlamoSmartLock』でも見られる「by GGglamo」の「GGが登録されていることである。メイン製品の『iRemocon』の技術を用いたシリーズ化を意図していると推察できる(添付)

3,アート思考/デザイン思考の有無
(結論)
本製品に関してはデザイン思考が窺える
「デザイン」とはユーザーの深層課題を解決し、新たな関係を構築するツールである
本製品は表層課題である「物理的問題(距離)」だけでなく、深層課題の「失うことへの虞」を解決し関係性を構築するツールといえる
(了)

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