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簡易企業分析(株式会社ピラミッドフィルムクアドラ)

プロトタイプシリーズ第三弾です

1,簡易企業分析
(対象企業)
ピラミッドフィルムクアドラ

(事業内容)
主として、ユニークなデジタルコミュニケーション製品の企画・開発・受託

(注目のプロトタイプ)
レーザーレンジセンサで歩行者をトラッキングし、壁に配置した8個のスピーカーのボリュームをそれぞれ歩行者に合わせてコントロールすることによって追従

2,簡易知財分析
(特許)
全文検索と技術分野から分類を試みた
①トラッキング=10000件以上なので除く
②レーザーレンジセンサ=67件
「空間での位置の測定」「測定装置」といった技術分野が上位に表示されている。

③トラッキング+レーザーレンジセンサ=1件『詳細な説明』にて、ロボットアームのセンサ例として記載されていたので除く

④レーザーレンジセンサ+スピーカー=3件
特許4963264のようにセンサによって感知した変化を使用者に伝える方法がある

(考察など)
トラッキング+レーザーレンジセンサ+スピーカーは0件だったことから特許性は充分あると考えられる。
また、上記特許発明及び本プロトタイプのように非身体的センサによってもたされた変化を「どのように伝えるか」の視点で物事を見ることにより、新たな発明が生まれると考えられる。

3,アート思考/デザイン思考
アート思考が窺える
「アート」とは、技術表現/問い/コミュニティ(世界観)の構築から成り立ち、本プロトタイプはコミュニティ(世界観)の構築に該当するからである。

以上

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