glance:スマホが先に接触を知る(5月22日分)
おはよう、またホットコーヒーに戻ってしまった。
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☆過去7日の感染者数平均(20日まで)
東京:11人(解除目安10人)
北海道:5(解除目安4人)
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◽️筋道
AppleとGoogleが、合同開発していた接触追跡ソフトウェアの提供を開始。
◽️何を開発したの?
Bluetooth経由で個人間接触を追跡するソフト。20日に各国の公衆衛生当局へアクセス権の提供を開始したと発表(よって各国につき1つのアクセス権があるのみ)。
◽️何をする?
これを組み込んだアプリをインストールしたユーザーは、過去14日に接触したユーザー履歴を記録できる。感染が発覚したユーザーの操作により、接触ユーザー本人に警告が送られ、各自に態度変容を促す。
◽️何を解決するのか
通常、国立感染症研究所の接触者追跡チームが、感染者の記憶から接触者を追う。記憶が手がかりである点、全員と連絡手段がある訳ではない点、チームの感染リスクが伴う点を、これで解決できる。
◽️プライバシーは…
個人IDを特定しない、位置情報を追わないものである事が強調されている。
◽️このソフトウェアをみんな使うことになる?
一部の国では独自の追跡アプリを既にリリース、感染拡大防止に役立てている。各国、感染者や接触者のデータを政府が集約するか、分散型処理にして政府が把握できない形にするかで一悶着している。シンガポールは前者であり、逆にパニックを避けるために警告は公衆衛生当局が電話し説明するなど、別の道を歩んでいる。
◽️日本でもすぐに利用できるのか?
APIは提供されているが、まずアプリの開発が必要となるため、すぐに手元に来る事はまだない。
■glance:デジタルと気配りのはざま
高い精度と大きなボリュームを叶える革新である。しかし、突然アラームが鳴る事によるパニックもあり得る為、アラーム後の推奨行動の策定が同時に必要であるだろう。
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