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さいたま・寄居町をフィールドに、自分たちが楽しめる面白プロジェクトを画策中!

寄居町の空き家を拠点に進めているコ・デザインプロジェクト。
この拠点が位置するのは、寄居駅南口前付近に新しく作られる公園の西側の「公園西エリア」と呼ばれる地域。

このエリアに住まう建築士、デザイナー、地域おこし協力隊といった多様な職種の仲間と、町を舞台にまずは自分たちが地域を楽しむところから、いくつかのプロジェクトをスタートしています。

ここでは、その最近の動きをご紹介します!

玉淀館プロジェクト

寄居町を代表する歴史的建造物の再生を目指して、これからどのように活用していくかプロジェクトメンバーと打合せを重ねております。

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活用アイデアのヒントになりそうな事例が、「代官山蔦屋書店」。
コトをデザインするエッセンスを探し求めて、先日、メンバーでフィールドワークを実施しました。

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玉淀館再生のコンセプトにつながる5つの観点をもって、現地を2時間ほどウロウロ。

5観点のひとつ「来訪者が自分なりの楽しみ方で過ごすことができる」の観点で蔦屋書店を見ると、例えば、自分のスマホに入っている音楽をお店のスピーカーシステムで聴き比べできる、などのような自分と蔦屋書店のサービスを自分なりに楽しめる仕掛けが随所にみられました。

そんな生活提案型商業施設として、来訪者に居心地良く過ごしてもらう工夫が随所に見られた代官山蔦屋書店。玉淀館での体験のデザインを展開するためのエッセンスが得られたフィールドワークでした。

今後、アイデアの展開や運営のあり方など、引き続きプロジェクトメンバーで検討を重ねていく予定です。

寄居を映画の街に。「街の灯プロジェクト」

寄居町は映画のロケ地としての実績が多いんです。
ヨリイフィルムコミッション(YFC)が積極的な誘致をされているのですが、YFCと連携して私たちも映画で寄居を盛り上げる「街の灯プロジェクト」をスタートさせました。

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第一弾として、商工会の会議室を映画館に見立てて、上映会を2月に予定していたのですが、感染拡大の影響により延期の判断をいたしました。

状況が落ち着いたらまた始動したいと思いますが、こんな活動をきっかけに、寄居を映画の街としても賑わいを興す取り組みも進めています。

ルツボで実施するラボ「ツボラボ」

これまで「寄居町の空き家の拠点」と言っていた場所ですが、ここを共同で借りているつばめ舎建築設計の根岸さんと、最近共同運営者になった加藤さんとは、この拠点を「rutsubo(ルツボ)」と呼んでいます。

寄居に関わる多種多様な人々が出入りして、ここから面白いプロジェクトが次々に生まれていく状態をイメージしてのネーミングです。

そのルツボが、毎週金曜の夜は、テーマ自由で、困り事やこれからのビジョン、やってみたいことなどを話し合う実験的な場をつくろうと始めた「ツボラボ」というプロジェクトが始動しました。

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先日は、町の空き家問題や、まちなかでのアートをテーマとした企画について話し合いを実施。

特製のおでんをつまみながら、ゆるいながらも、まじめに、楽しく話し合いを行い、次に実施するべきステップが見えました。

このツボラボ。ゆるいながらも継続的に実施していく積み重ねが、思わぬつながり、思わぬ企画が生まれ、そして実行へのきっかけになるのではないか、というまさに実験的活動です。地域の中で、この活動が認知されていくともっと面白くなっていくかもしれません。

ルツボのリノベーション

そのルツボ。部屋の一部をリノベーションしようと、自分たちで解体ワークと称した破壊?が進んでいます。

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ハンマーで土壁を砕きながら、躯体がむき出しになりつつあります。リノベーションによりどのような場所になるのか?地域の多種多様な人たちが集えるような場を目指して、今日も破壊は続いています。

寄居のコ・デザインプロジェクト、また動きが出てきましたら、ご紹介いたします!
(尾形)

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