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探険記 2024夏 まとめ 〜挑戦と進化のアツい夏〜

猛暑が続く日々ですが、いかがお過ごしでしょうか。
夏の笑門スタジオは真夏の日差しをたっぷり受け、熱気むんむんのサウナ状態!熱中症に気をつけながら仕事に勤しんでいます。

そんなグラグリッドの夏は、今年の春先からご相談を受けていたプロジェクトが実行フェーズに入り試行錯誤する中で、今までのノウハウが洗練され、グラグリッドの進化を感じる熱い日々となりました。

この記事では、猛暑にも負けず邁進中のグラグリッドの奮闘の様子をご紹介します!

2024年夏のお仕事 (6〜7月)

・生活インフラ企業におけるビジョン策定と経営戦略支援
・大手メーカーでのビジョン・デザイン・プログラムのデザイン
・小学校での起業家精神育成プロジェクトのビジョンづくり
・化学メーカーの広報戦略策定のためのフューチャーセッション
・能登半島地震復興支援イベントでのグラフィックレコーディング
・製薬会社の啓発疾患のための講演会でのグラフィックレコーディング
・銀行の未来の活動発想会議でのグラフィックレコーディング
・「ワークショップのインクルーシブデザイン」研究テーマ探求活動
・地域での工場オープンイベントにおけるブランドコンセプト策定
・出版社主催「ミドルマネージャーのためのビジョンの活かし方」講座
・美術大学でのアイデア発想・可視化の特別講義
・大学での地域資源を活かすビジョンデザインについての特別講義
・団体へのビジョンのつくり方についての講演
・ビジョン・デザインのオープンワークショップ(準備中)
・共創による観光コンテンツ造成

■生活インフラ企業のビジョンづくりに伴走中

地元で長く愛される生活インフラ企業様でのビジョンづくりプロジェクトが進行中です。若手社員の方々と複数回に渡ってワークショップを行い「未来の社会はどうなっているの?」「我々が強みを発揮しながら、社会課題にどう向き合っていくべきか」等、未来の社会を創造しながら、自分たちの存在意義、未来に向けた活動のアイデアを生み出していきました。

ビジョンづくりワークショップの様子

初めてのビジョンづくりで、未来を創造する難しさに頭を抱えたりしながらも、最後まで真剣に自分たちの未来のあるべき姿について考え抜き、議論していく姿が印象的でした。
現在はワークショップでみんなで考えたアイデアを結集・昇華し、ビジョンマップを鋭意作成中。また、今後完成したビジョンマップをもとに、中期経営計画へのビジョン反映も伴走していく予定です!

■自社組織・プロダクトのビジョンを描く力を育む新プログラムを開発!

「今までの仕事のやり方から変わらなければいけない。自分たちで組織や活動の目指すべき姿を描き、周囲を巻き込でいけるようになりたい。」
オフィス機器メーカー様からのこうした"自分たちでビジョンを作り、語れるようになりたい"との声を受け、自社組織内でビジョンづくりができる人材育成のための「ビジョン・デザイン・プログラム」を新たに開発し、実行中です。

プログラムでは、複数回に渡るオンライン講義と対面でのワークショップを通し、ビジョンづくりの知識・技術・姿勢を学んでいきます。
8月に第1・2回目の講義が終了。ビジョン・ミッション・バリューの関係性を学んだ受講生は「今回学んだことを今後どう実践で活かしていくか知りたい!」と今後の学びへの期待が高まっているようでした。

■小学生のための・小学生による・小学生とのビジョンづくりワークショップを実施!

都内のとある小学校では起業家精神育成のための新たなプログラムがこの夏始動。このプログラムでは、小学生が起業家として様々な起業や協力者と共に、社会や街を元気にしていくプロジェクトを起こしていきます。
グラグリッドは、このプログラムのビジョンづくりの支援を行っており、小学生と全2回のワークショップを実施予定です。

グラグリッドにとっても、小学生によるビジョンづくりは初の試み。7月に行った1回目のワークショップは、「プログラムを通して実現していきたいことは何か、何のための活動なのか?」について、子供たちが飽きずに最後まで考え抜くためにどうすればいいか、頭を悩ませながらも設計の検討を重ね、当日を迎えました。

真剣にディスカッション中

子供たちはグループの意見がなかなか上手くまとまらないことに戸惑いつつも、ただ自分たちが楽しいからだけではなく、何のため・誰のための活動なのか、本当に社会や街のためになるか、という視点を考える大切さにワークショップに通して気付いた様子!

8月末に開催予定の第2回目のワークショップでは、自分たちの活動の存在意義についてより深めていく予定です。

■新たなビジョンづくりのメソッドがぞくぞく誕生!

これらのビジョンづくりプロジェクトでは、今までのノウハウを改めて見直し、ワークを0から作り直し。試行錯誤の連続ではありましたが、これらのプロジェクトを通して、グラグリッドも新たなメソッドやワークシートを開発することができました!

更新が追いつかないほど、新しいデザインの下じきもたくさん生み出されていますので、今後の公開を乞うご期待!

■「発掘モード」についての論文をデザイン学会で発表

デザインに関する学術的研究が集まるデザイン学会の春季大会が九州・福岡で開催。グラグリッドは2つの論文を発表しました。

グラグリッドの川村にとっては初の学会での発表!たくさんの刺激を受けたデザイン学会の様子はこちらの記事をご覧ください。


■能登半島地震 復興展覧会にグラフィックレコーディングで協力

6月6日(木)~26日(水)に東京にて開催された「NOTO NEXT -みんなのアイデア-」展。この展覧会は、令和6年能登半島地震の復興の第一歩を進めたいという一人の被災者の方の話から開催に至りました。

学生や職人、また行政やデザインなどそれぞれの立場から能登を見つめる関係者を組み合わせた特別座談会が複数回にわたって開催され、その内容をグラグリッドパートナーと共にグラフィックレコーディングしました。

会場を彩るグラフィックレコードたち

能登復興への一歩を進めるNOTE NEXTでの取り組みは、近日中にnoteで詳しくご紹介いたしますのでお楽しみに!

■道路に森が出現!?「寄居カオースメントまつり」で社会的実験に挑戦!

2024年8月10日に開催された埼玉県・寄居町での第2回「寄居カオースメントまつり」。グラグリッドは本イベントのディレクションを行いました。

寄居町駅の駅前の賑わいを復活させたいとの思いから生まれたカオースメント祭りは本年で2回目の開催。1回目は駅前広場での開催でしたが、今回は範囲を広げて道路も活用して実施!

灼熱のアスファルトでも快適に過ごすために、移動式コンテナで森を道路に作ってみたり、井戸水で打ち水をしたりと、年々厳しくなる夏の暑さ対策にも役立ちそうな実験的な取り組みも行いました。

道路に現れた1日限りの森と憩いの空間
打ち水で道路の表面温度はなんと30度近く下がったそう!



試行錯誤しながらも歩み続けた夏。この歩みを止めずに、さらにワクワクするようなチャレンジを続けていきたいと思います!

(西岡)


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