2020年グラグリッド10大ニュース
気づいたら、もう年末。ふりかえりの時期になりました。
コロナが猛威をふるい、生活も仕事も、考え方も人付き合いも大きく変えた2020年。グラグリッドも大きく変わりました。メンバーの加入、独立、出産もありました。どれもはじめてのことばかり。その中で「わたしたちが社会に示す価値」を問い続け、模索していきた1年でもありました。
これからの10年に向けた大変革の年、2020年。10大ニュースでふりかえります。
2020年グラグリッド10大ニュース!
1位:オンラインワークショップのプロジェクト続々
2位:医療関係者や患者さんとの対話の場増える
3位:地方を活性化!観光戦略からPR活動まで
4位:心を掴むグラフィックデザイン業務急増
5位:ビジョンデザイン進め方が多様化!
6位:10年目にむけ新たなグラグリッドビジョン構想
7位:Youtubeに挑戦!ノウハウたまる
8位:小学校での創造性開発プログラムが進化
9位:今の社会を捉える社内勉強会がパワフルに
10位:初めての採用から新人加入!
1位:オンラインワークショップのプロジェクト続々
社会がここまで変化することを、一体誰が予測できたでしょうか?
コロナウイルス感染拡大の影響により、「共創」に関わる多くの人の常識だった場に集うことが、簡単にはいかなくなった2020年。
一方で、環境の変化に対応し、進化していく、いや、進化していかなければならないと感じた2020年ではなかったでしょうか?
私たちグラグリッドも、オンラインワークショップという新しい場で、これまでの知見・ノウハウをいかに発揮できるか試行錯誤してきました。
今では、観光戦略のアイデアワークショップや、医療系の座談会ワークショップや、デザインリサーチやインタビューをオンラインで行うようになりました。
その中でも、オンラインホワイトボードツール「miro」は、今やグラグリッドが進めていくプロジェクトにおいては、欠かすことのできないツールとなりました。
そのノウハウをまとめたnote記事。
社内史上最も多く、皆さまから反響の声をいただきました!
2位:医療関係者や患者さんとの対話の場増える
グラグリッドでは、これまでも医療関係者の皆さまとのプロジェクトや対話の場をつくっていく取り組みはありましたが、今年はその活動の幅、領域が拡がりました。
特に、患者さんとご一緒する活動も多くありました。患者さんの気持ちに寄り添い、経験されてきたことをうかがうことで患者さんたちの本音を知ることは、私たち自身の学びにもつながっています。
そのためのビジュアルファシリテーションや、患者さんの視点から症状との向き合い方や体験を視覚化するペイシェントジャーニー。
これらデザインの力によって新たな価値を発見できることが、医療関係者の皆さまにも改めて感じていただけ、業界での変革の動きがまた一歩進んだように感じます。
3位:地方を活性化!観光戦略からPR活動まで
地方自治体さまとのお仕事や、地方を活性化するための戦略ワークショップの機会をたくさんいただきました。
特に、福島県浪江町では、PRのデザインを担当しました。町民への取材をとおして、国内・海外へむけたパンフレットを作成。復興活動から見守ってきた町が、新たな一歩をふみだすこのタイミングで支援できたことをとても感慨深く思います。
また、本年は、山形県天童市、和歌山県南紀白浜市、三重県鳥羽市、大分県津久見市のみなさまと、これからの観光についての戦略に参加する機会をいただきました。
地域それぞれの異なる強みを知るたびに、みなさん誇りと日本の豊かな資産を感じ、改めて、デザイナーとして提案まで関わりたいと感じました。
4位:心を掴むグラフィックデザイン業務急増
デザイナーの川村の入社や、Youtubeチャレンジによる動画制作スキルの向上で、グラフィックデザイン業務も対応できる体制になりました。
秀和産業様のビジョンカード制作や、福島県浪江町のPRパンフレットの制作。そしてLINE NEWSグラフィティでの動画制作など、さまざまな機会をいただきました。
取材に同行しコンセプトから検討し、ストーリー性をつくりあげることで、見た人の心を掴むグラフィックデザインを制作しています。
5位:ビジョンデザイン進め方が多様化!
組織や起業、個人のパーパスを描きだした一枚の絵や、新しいビジョンを社内外に発信するビジョンカードの制作など、視覚化の技術も進化しました。
また、企業さまで行うプログラム「行動指針を描く新卒研修プログラム」を実施するなど、ビジョンデザインの進め方が多様化しました。
多くの企業さまが新たなビジョンを掲げながら突き進んでいると思います。
わたしたちと共創しながら新たなビジョンを描いていきませんか?ご相談お待ちしております。
6位:10年目にむけ新たなグラグリッドビジョン構想
今年は、グラグリッドが10年目を迎える節目の年でもありました。
「どうしたら共創できるのか?」という問いに向き合い、共創のための方法を作り出し、メソッドを広め、共創の場をつくってきた10年でもありました。
そしてこの1年は、これからの10年を構想してきました。
自分たちの強みを捉え直し、本当にやりたいことを何度もディスカッションしてきました。2021年は、より具体的な活動となって、みなさまにお披露目していけると思います。
「安西先生、デザインがしたいです!」
7位:Youtubeに挑戦!ノウハウたまる
2020年のグラグリッドでは新しい試みとして、YouTubeチャンネルを開設。「意味会議」「ノート学」などさまざまなコンテンツづくりにチャレンジしました。
意味会議では、3つの決まったステップを踏むことで、誰でも簡単にリフレーミングをしていく方法を使い、あらゆるテーマをリフレーミングしていく様子をお届けしました!
当初はグラグリッドメンバーのみで行っていた意味会議ですが、お弁当屋さんのよしこさんや、横浜のYYラボの皆さんに協力してもらい、新しい試みに挑戦することができました。
「ノート学」は、小学校の授業向けにつくた動画です。小学校ではコロナ感染予防のため、給食中のおしゃべりが禁止されています。そこで子供たちが給食中に動画を見ながら、楽しく学び、いつもとは違うノートとり方にチャレンジするきっかけを掴んでほしい!という思いを込めて、制作しました。
いずれもチャレンジ的に実施したものですが、動画編集技術やYoutubeの文化について触れる貴重な機会となりました。今後もYouTubeに動画を投稿するかもしれません。楽しみに待っていてください!
8位:小学校での創造性開発プログラム進化
固定観念にとらわれず、創造的な思考力を高めるためのノートのとり方を探求する学問、その名も「ノート学」!
そんな新しい学問が、2020年はグラグリッドから生まれました。
グラフィックレコーダーや、ビジュアルファシリテーターと一緒に、たくさんのノウハウをまとめコンテンツにしていくことができました。
授業を受けた小学生のノートは、今まさに激変しています。書き写すだけでなく、深く調べたり、解釈をふわえたりして、より自分で考えることができるようになっているようです。
9位:今の社会を捉える社内勉強会がパワフルに
今年は「コロナの影響で変わった市場の調査・エコシステム分析」「ビジネスレビュー」「教養の会」などなど様々な社内勉強会を開催しました!知識や考えを共有し合いました!
1人で本を読んだり、勉強したりすることは大切なことですが、得た知識や自身の考えを共有することで、周りの人にもそれらの知識や教養が根付いていきます。
世の中や仕事が目まぐるしく変化する中で、少し立ち止まってじっくり自分自身を強化する時間になったように思います。
こちらは「COVID-19の影響で変わった市場調査・エコシステム分析」と「教養の会」についてのnote記事です。ぜひご覧ください!
10位:初めての採用から新人加入!
4月にはグラグリッド初の新卒メンバー川村がジョイン!
入社早々、緊急事態宣言と緊張感が高まったタイミングでリモートワークになり、ハラハラな幕開けでした。
少しずつできることの幅も広がり、さまざまな現場で活躍しています!これからの成長が楽しみです。
2020年、不安定な世の中で、わたしたちは、常に変わり続けることが必要でした。これは、とても過酷なことでしたが、だからこそ「本当に好きなこと、本当にやりたいこと、本当にやるべきことをやろう!」と思えた年でもありました。そして、一緒にお仕事した人たちと「大変でしたね。でも、良いプロジェクトになりましたね。」と、ふりかえることができています。
この一年の挑戦が、次の10年に明るい光となりますように。
本年も大変お世話になりました。
(三澤・尾形・小野・川村)
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