見出し画像

『びわ』が教えてくれた家族の大切さ

そろそろ、私の住む地域では
スーパーや果物屋さんの店頭に
果物の「びわ」が並びはじめます。

びわを見て蘇る記憶から
感じたこと。

若かりし頃、家族は6人、
びわの数は限られていて
数の制約から私の手元に
回ってこないこともありました。

大きく形の良いものは
義父、夫へ。
小さいものは
有無を言わさず
私のところへ。

義両親、夫、子供たちの
満足な表情をみて、
一歩引いて見守る自分、
寂しくもありましたが
それが家族の幸せなんだと
思っていました。

時は流れて
子供たちも独立し
家族の形は変わっています。

今ではびわを食べたいと思ったときに
自由に手に取ることが出来ます。
だけど、その自由と引き換えに
失ったものは多いです。

にぎやかだった食卓、
びわをめぐって、
そっちが大きい、
そっちがいいといった
小さな争い
おいしいね、の声。

今、びわを口に含むと
その甘さが広がって
昔の記憶が一気に鮮やかになります。

香りや味から
当時が鮮明に思い出され、

家族でのにぎやかな時間が
どれほど貴重だったのかを
感じます。

今、当時の自分に伝えたいこと。

一歩引いて見守る自分
その寂しさも、家族の一部なのだと。

私たちの年代は
少なからず、
家族のために、自分の楽しみを後回しに
してきたことは、なかったでしょうか。

寂しさは有ったかもしれませんが
家族の笑顔に繋がって
家族の絆を再確認する、大切な思い出に
なっているとしたら
少し誇らしい気持ちになりませんか。

家族の一員としての役割を
果たしてきたのです。

あの頃の努力は
決して無駄ではなかったと
言えますよね。

そして今、
伝えたいことば。


自分に回って来なくても
小さくても
これでいいと
押し込んできたのでは
ないでしょうか?

「私はこれがいい!」
と言って来なかった、
言えなかったのでは
ないでしょうか?

そろそろ
解放してあげようでは
ありませんか。

小さなびわですが
この果物の持つ力を感じます。



最後まで読んでいただき、

ありがとうございました(❁´◡`❁)



小冊子「50代以後の女性が生きづらさを
解消してセカンドライフを楽しむ3つのヒント」
をご希望の方にプレゼントしています。
個別のご質問、お問い合わせこちらからお願いします。

こちらをクリックしてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?