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斜陽館に行ってきた話

斜陽館は青森県五所川原市金木町にある作家の太宰治(本名:津島修治)の生家です。

斜陽館は、太宰治の父・津島源右衛門が1907年(明治40年)に建てた豪邸であり、彼の生涯と作品に深い関わりがあります。

斜陽館の名前は、太宰治の有名な小説『斜陽』に由来しています。

明治時代に建てられた貴重な木造建築であり、近代和風住宅の代表例として2004年に国の重要文化財に指定されています。

ここには太宰治の愛用品や初版本なども展示されていてとても見ごたえがありました。

約600点の資料を収蔵されていて、家族との関係や太宰治が幼いころどのように過ごしたかなども知ることができます。

太宰治のことを詳しく知りたい方はぜひ!

建物は、米蔵にいたるまでヒバ材を使用し、1階11室、2階8室、付属建物や泉水を配した庭園など、合わせて680坪の豪邸となっています。

非常に大きいですね。戦後は旅館となっていました。


走れメロス号

喫茶店の「駅舎」にも行ってきました。

「金木町長が東京からの帰り上野で芦野公園の切符を求め、(略)駅員に三十分も調べさせ、とうとう芦野公園の切符をせしめた・・・」

津軽より

太宰治の小説「津軽」にも登場する情緒あふれる駅舎です!

現在は喫茶店「駅舎」となっています。

太宰治像

作家・太宰治がよく遊んだ場所として知られている「芦野公園」です。

この公園は「日本のさくら名所100選」にも選ばれており、約80万平方メートルの広大な園地には、春になると約1500本の桜が咲き誇ります。

園内には太宰治像があります。


青森県に行く機会があれば斜陽館や周辺の観光地に行ってみてください。

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