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もう秋も深いけど、ScalaMatsuriという "アツい祭り" で登壇してきました

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標高3,000m付近から失礼します。
ジオロジックでCTOをやっています、藪本といいます。

ついこの間、とある祭りに登壇してきました。

「随分季節外れの祭りだな」と思う人もいるかもしれません。
しかし、私にとっては待ちに待ったアツい祭りでした。

その名も「ScalaMatsuri 2020」※です。
※ プログラミング言語「Scala」のカンファレンスでアジア最大級のもの


今回は、その登壇レポートをお送り致します。

発表資料はコチラです。

ScalaMatsuriは、例年700名前後が参加する大きなイベントです。
今回はチケットを販売しているDoorkeeperを見る限り、2,000名以上が参加しているようでした。

わたしとScalaMatsuri

私は6年くらい前にScalaに入門してから、ScalaMatsuriにほぼ毎年参加しています。
しかし、CFP(登壇応募)は2-3回は出したと思いますが、ついぞ登壇したことはありませんでした。

弊社ではバックエンドの第一言語がScalaで、私自身業務ではほとんどScalaを書いています。当然好きな言語もScalaです。
Scala界隈の方々が作ったライブラリにも、毎日のようにお世話になっています。
その中心にあるScalaMaturiが、Scalaエンジニアとしての私を育ててくれたんだと思っています。

私を育ててくれたScalaMatsuri、
そしてScalaそのものに、何か恩返しが出来ないか。

そう思った私は、
誰からも見える場所で」Scalaを布教しようと考えました。

誰からも見える場所といえば高いところですね。

ということで、

私は出来る限り標高の高いところで「一人ScalaMatsuri」をし、
Scalaの布教に努めています。

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北アルプス最高峰 奥穂高岳 標高3,190m

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北アルプス 五竜岳 2,814m 

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北アルプス 蝶ヶ岳 2,677m

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南アルプス 甲斐駒ヶ岳 2,967m

年に一回以上は、ScalaMatsuri Tシャツでどこかの高い山に登るので、
もし興味ある方がいらっしゃれば、思い思いの技術系のTシャツを来て山に登りましょう。

そして、私と一緒に布教しましょう。

登壇通知〜登壇当日

このように、日々ScalaMatsuriには感謝していたところ、思いが通じたのか、今回ついに登壇させていただけることになりました。

いつもすごい方々が発表されているので、CFP当選通知が来たときは驚きました。
しかし、業務で1年くらい悪戦苦闘し、考えつくし、調べつくし、綺麗に理解した内容を話すつもりだったので、内容的にはそれなりに自信がありました。

おそらく私自身や弊社の名前を知らない方も多く、タイトルもニッチな感じだったので、聞いた方は比較的少なかったのかもしれません。
しかし、十分にわかりやすく網羅的なセッションができたので、個人的には手応えがありました。
もし聞き逃した方や、うちの会社で話してほしいなどあれば、ぜひお話しさせてください。

ジオロジックでは合同勉強会をやってくれる会社も募集していますので、ぜひよろしくお願いいたします。

発表内容

冒頭に発表資料を載せましたが、今回は「Akka Streams vs Spark Structured Streaming」というセッションをしました。

大まかにはデータエンジニアリングの領域で、技術選定に関するものです。
しかし、単に機能比較するだけではなく、1年以上実務で工夫しながら使ったからこそ出てくるテクニックや、Akka StreamsやSparkそれぞれのアーキテクチャなどついても軽く触れるなど、網羅的な内容になっています。

詳しくは、冒頭にも載せた発表資料をご覧ください。

登壇を終えて

ScalaMatsuriでの登壇は、とても楽しかったです

当日はオンラインなので顔が見えないとはいえ、「わかりやすかった」「良セッションでした」などのフィードバックも頂き、たくさんの方に聞いて頂いた実感も得られました。
登壇に至る過程でも、気合い入れて資料を作ったり、足りない情報を調べるなど、本当に勉強になりました。

しかし今回はオンラインということで、発表する際の場の臨場感を味わえなかったり、自分の立ち回りが下手で交流がなかなかできなかったりするなど、「あの」ScalaMatsuriでの登壇にしては、少し物足りなさもありました。

来年コロナがどうなっているのかはわかりませんが、もし来年オフラインでScalaMatsuriが開催されるなら、またネタを携えてCFPを提出し、次回もぜひ登壇できたらと思っています。

謝辞

発表資料を作るにあたり、お忙しい中、内容や英語のレビュー、校閲をしていただいた、

DataBricks社のPauloさん(@tokyodataguy)、
ジオロジックの晒野さん(@sarashinoio)、安齋さん(@JunpeiAnzai)、

また、
@OE_uia さんはじめScalaMatsuriを運営いただいたスタッフの皆様、
セッションを聞いていただいた皆様、

本当にどうもありがとうございました。

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