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Gekkeikan Studioが“進化”します

Gekkeikan Studioの研究開発担当です。
これまでに、Gekkeikan Studio としてno.1~3の3種類を販売いたしました。
それぞれ簡単に紹介すると、、、、
no.1 「フレッシュフルーツのようなアロマ、スムースな口当たりの日本酒」
no.2 「完熟したフルーツを思わせる芳醇な香り。日本酒の繊細な部分だけを集めた、濃密でとろりとしたお酒」
no.3 「南国感ただよう香りと酸味のハーモニーはまるでパイナップル。温度による変化も楽しめる日本酒」
どれも従来の日本酒とはひと味違った特徴を持っています。
これらの特徴はどのように評価されるのか?改良すべきポイントは?…お客様の声を聞くため、購入あるいは試飲いただいた方にアンケートをお願いしてきました。
たいへん嬉しいことに、たくさんのご意見を頂戴しております。「今までに味わったことないお酒」「日本酒初心者でも飲みやすい」といったポジティブな反応を頂いた一方、 「甘過ぎて食事に合わない」「フルーツというにはジューシーな香りが足りない」といった厳しいご意見も頂きました。

お客様と共に発見し、進化させる

このプロジェクトのコンセプトの一つに、“お客様からのフィードバックを生かしたテーマ設計や、味わいの設計改善を行う”というものがあります。
実験的な日本酒を発売していく中で、アンケートの声を参考にして商品をさらにブラッシュアップしていく、お客様も実験に参加してもらう、という発想です。
プロジェクトが始まってから1年半の間、アンケートを参考にしながらより良いお酒にできないか研究開発を進めてきました。
その結果…これまでに販売した3つの商品のうち1つのバージョンアップに着手することになりました!
改良のポイントだけ少しお話ししますと、「味が濃すぎて気になる」「もっと香りが強くても良い」という声にお応えし、前回の商品よりも味をスッキリさせつつ、香りとテクスチャーを向上させることに取り組んでいます。
良かった部分を残し、修正すべき部分を改良していく。米や酵母、麹菌などのいきものの働きに味が左右される日本酒では、両立させることがとても大変ですが、なんとか納得のいくお酒に近づいています。

これまでに発売したGekkeikan Studioを、バージョンアップしてお客様のもとにお届けすることを目指して、日夜取り組んでいます。
現在進行形で進化するGekkeikan Studio、これからも日本酒イノベーションの最前線をぜひ体験してください。お楽しみに!


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