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「Gekkeikan Studio no.4」おすすめのフードペアリング

こんにちは、Gekkeikan Studioの研究開発担当です。
「Gekkeikan Studio no.4」を10月6日から「月桂冠オンラインショップ」と「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)で発売しています。
 
今回は、「Gekkeikan Studio no.4」のおすすめフードペアリングをご紹介します。
 アルコール度数5%の日本酒はどのような料理と合うのでしょうか。これまで多くの日本酒ペアリングを検討してきたGekkeikan Studioメンバーでも経験のない、挑戦的な検討になりました。50種類以上の候補から、メンバーで実際に試して選び抜かれたおすすめのペアリングを紹介します!また、今回は「なぜ合うか」の理由を少し詳しく説明しながら、フードペアリングを考えるときのコツもお話ししたいと思います。

白身魚のカルパッチョ

まずご紹介する料理は「白身魚のカルパッチョ」です。
「no.4」は低アルコールでも日本酒らしさが残るような味わいに仕上げていますが、味わいの強度は一般的な日本酒と比べると穏やかです。
魚介類を合わせるなら味の強い赤身魚よりも、淡白な白身魚の方が適しています。また、調味料も醤油のような比較的味わいの濃いものではなく、塩のように味わいが穏やかで素材の味わいを活かせるものがマッチします。これらの要素を満たす「白身魚のカルパッチョ」は、ばっちり「no.4」と好相性でした。
 
この組み合わせを導き出すコツは「味わいの強度を合わせる」ことです。すっきり系のお酒にはすっきりした味わいの料理、といった感じに大まかな濃さを揃えるだけでも、双方の味わいが調和してよりおいしく感じられる傾向があります。

ドライフルーツ

次にご紹介するのは「ドライフルーツ」です。
「no.4」ではSCENTMATIC社が提供する日本酒ソムリエAIシステム「KAORIUM(カオリウム)」を用いて味わいを表現しています。「KAORIUM」によると「no.4」は白ブドウやマスクメロン、バナナなどのフルーツのような甘さや酸味、香りが特徴です。
ドライフルーツの濃縮されたフルーツの風味は「no.4」の特徴と合致しています。食べ合わせることで互いの風味が増強され、より濃厚な味わいとなりました。
 
この組み合わせを導き出すコツは「風味の特徴を合わせる」ことで、ワインのペアリングでもよく用いられる考え方です。双方の特徴的な風味が近いと、口中で馴染みやすく、相乗効果も期待できます。

鶏のから揚げ
「no.4」の爽やかな酸味ですっきりとした味わいは唐揚げのような脂っぽい料理の油分を洗い流してくれる、いわゆる「ウォッシュ効果」が発揮されるため好相性です。また、ウォッシュ効果だけではなく、日本酒特有の旨味増強効果も見られ、脂っこさは流しつつ、鶏肉の旨味が増強されて余韻まで長く感じることができました。
 
この組み合わせを導き出すコツはウォッシュ効果が期待できる食べ物、つまり「脂っぽい・味付けの濃い料理と合わせる」です。一般的な日本酒ではウォッシュ効果が期待されることは少なく、「no.4」のスッキリとした味わいだからこそ実現できる組み合わせになっています。

幅広いペアリングをお楽しみください

「no.4」は「日本酒らしい旨味」、「果実系酎ハイのような爽やかな酸味」、「ビールのようなキレのある爽快感」を兼ね備えているため、非常に幅広いペアリングを楽しめると感じました。今回お伝えしたペアリングのコツを駆使して、お好みのペアリングを探索しながら「no.4」をお飲みいただければと思います!
 
また、2024年3月2日(土)10:00から17:00まで、月桂冠大倉記念館にて開催される「月桂冠 酒蔵まつり」でGekkeikan Studioのブースが登場します!これまで発売したシリーズ商品の紹介や、今回紹介した「no.4」の有料試飲を実施予定ですので是非お越しください!

▼【ニュースリリース】月桂冠酒蔵まつり(2/1発信)

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