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運動不足50代シニアが走るとどうなるか?(その1)
1.昨年の夏の事
昨年(2020年)の夏、コロナ禍により遠方への旅行ができず、都内の某ホテルに子供たち(当時7歳と4歳の娘)を連れて泊りに行った。ホテルのプールは、人数制限はしていたが、幸い利用することができ、子供たちは大はしゃぎ。私もテレワークで動かしていない体に鞭打って、子供たちに2時間ほど付いて回った。
その夜、夕飯取った後、部屋のベッドで横になっていると、どうも体が熱い。特に足と腕がパンパンに張って熱を持っている。
「昼のプールのせいだ」
4月から事務所への出社禁止、自宅テレワークとなり、体をほとんど動かさなくなった。体重も5キロ近く増えて70キロ台になり、服がきつくなっていた。「運動しなくては」と思っていたが実行に移せず、この日プールに入ったら、この有様だ。
「これはまずい、このままだと半年後には動けなくなる」
「将来、娘たちとバージンロード歩けなくなる」
2.そうだ「ジム」に行こう
ウチのマンションには、ランニングマシンが1台、フィットネスバイクが2台という小さな「ジム」がある。数年前は、時々ランニングマシンで走っていたが、最近は全く使っていなかった。「ジム」と聞くと感染が心配であるが、コロナ禍になってから一人で占有がルールとなった。小さい故できる対策である。
平日は家事、育児、仕事と忙しく時間が取れないので、土日、祝日の子供たちが起きてこない早朝に「ジム」に行くことにした。初めは30分程度から始めて、徐々に時間を延ばして50分程度は走るようにしていった。「ジム」で一人で倒れていたらまずいので、私の年齢53歳の最大心拍数167の80%の134前後に抑えて走っていた。
週末のみではあったが徐々に効果は表れ、顔周りのたるみが減り、背中のぜい肉も減り、足は筋肉が付いてももが太くなってきていた。でもお腹周りはあまり変わらずにいた。また体重も70キロをなかなか切らなかった。
3. ランニンググッズ購入
年末年始はGoToトラベル中止で予約していた旅行をキャンセル。自宅で悶々と過ごし、年が明けたら今度は2度目の緊急事態宣言発令。マンションのジムも利用停止となった😱
夏から4ヶ月続けてきた運動習慣をここで止める訳にはいかず、これまで避けてきた外でのランニングに切り替える事にした。
避けてきたのは、ジムのランニングマシンに比べて、外でのランニングは足への負荷が高く、怪我が心配だったのもあるが、運動音痴の自分が外で見られながら走るのは恥ずかしい、が一番の理由である。
外のジムに行くことも考えたが、週末ランニングの為だけでは会員費が無駄だし、感染も怖い。恥ずかしいが、外でのランニングしか選択肢がなく、「アシックス東京銀座」に、ランニング用品を買いに行くことにした。
初めは手持ちのスニーカーとジャージで走るつもりだったが、ランニングやっている友人に聞くと「それじゃ、一発で足を怪我するよ。初心者向けの吸収素材が入ったランニングシューズと、足を保護するランニングタイツは必須」との助言があった。ランニングシューズはまだしも、タイツとは😨
「アシックス東京銀座」の店員に恐る恐るランニングタイツについて聞いてみると「皆さん、普通にタイツ履いて走られていますよ。タイツ履いてその上に短パンを履きます」と言われた。「あ、タイツだけじゃないのか。短パン履くのか。なら少しはましかも?」とホッとした。そんなことも知らなかったのである。
さらにランニングシューズを探していることを伝えると、「それでは、まず、足の測定を行いましょう」と言われ、靴下脱いで測定器に足を乗せ、測定してもらったのが、こちらの結果である。
靴のサイズは、足の長さ+1cmするそうで26cm、幅は細目のCとなった。また足首が内側に6度ほど傾いているらしく、それを中敷きでまっすぐに補正し、選んで頂いたランニングシューズがこちらである。
靴底は登山靴の様に厚い。初心者用でスピードより足への負担を減らすためである。
次に選んだのは、ランニングタイツ。こちらもガッチリ足を保護し、温かいタイプを購入した。
あと、長袖のランニングシャツ、ランニングソックスとほぼフルセットで購入。
締めて、お支払いは3万円オーバー😣
これは、三日坊主で止められない。
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