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味の素の労働時間への取り組みが面白い

味の素の労働時間への取り組みが面白い。就業時間は8:15-16:30となっていて、まだ明るい時間に帰ることができるのだ。残業も極力しないような業務設計としていくことで、社員全体が基準労働時間内で仕事を終わらせて、それ以外の時間は、好きに使おうというもの。

このようになると、どのようにして業務時間内に必要な仕事を終わらせられるか、という思考になる。必要性の薄い業務を削らなければ達成できないので、必要性の薄いものを削っていくことになる。案外、必要性の薄いものは削っても業績に影響のないものは多い。こういことの積み重ねによって生産性は高くなっていく。

日本全体で生産性を高める、ということにコミットしていけば、多くの仕事のやり方はこのように変化していくだろう。何かを「捨てる」という意識を持てば、様々なことは変わっていく。

#COMEMO #NIKKEI

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