20230225 日記323 私立VRC学園第10期 最終日(10-4卒業式の記録と私立VRC学園で学んだこと)
待たせたな!!!!!!!!!
私立VRC学園第11期の開校宣言が行われ、第10期の生徒としての記録を残せる最後のタイミングと感じたので、最後の最後に書けずにいた卒業式の日記を書こうと思います。
(↑入学~最終授業までの日記はコチラから読めます)
卒業式の日
入学式と同じく、ホームワールドで自撮り写真を撮る。入学と卒業のタイミングで、おうちの玄関前で写真を撮るあれですね。
私立VRC学園の校舎は入学式と卒業式のタイミングだけ桜が咲いている。
たった2週間なのだけど、この校舎が、通いなれた名残惜しい景色となっていること自体が、濃密な2週間の変化を表していたのかもしれない。
授業が行われている時は、内容について質問しやすいように、一番前の席に陣取っていた(※学生時代からは考えられないバイタリティ)のだけど、この日は授業ではないので、入学式と同じくT-fcさんの隣、廊下側の一番後ろという現実の俺が選びそうな席に座る。
最後のチャイムが鳴り、学園卒業後のお願いや、講師の先生方の卒業を祝したメッセージ動画が流れたあと、生徒1人1人の挨拶が始まる。
入学式の自己紹介の際には、この座席に座っていて、順番が大トリになったのだけど、イオ先生がちゃんとそのことを覚えていて、今回は逆順でトップバッターになってしまった…………。
マジで何も考えておらず、クラスメイトの出方も伺えない形だったので、なんかトップバッターとしては話が長く、熱いことを言う男になってしまったことを覚えている。
入学式の時は初対面だったみなさんと、この2週間で胸を張ってクラスメイトと言えるだけの関係性を築いてきたのだけど、それでも、教壇で注目を集めながら喋るのは緊張するのだな……と思った。
先生にはあまり向いていませんね……。
クラスメイトとの思い出
俺を皮切りにクラスメイトの皆さんの挨拶が始まる。
この卒業式の日記が書けなかったの、挨拶の時の画像と共に、それぞれとのクラスでの思い出を振り返る金八先生最終回方式にして感動的な日記にしたろ……と思っていたからだった。
ただ、俺が想像していた以上に卒業後もみんなと会いまくってるため、普通に遊ぶ時に恥ずかしいからやめたという経緯があります。
ただ、時間が経ったこともあり、逆にやろうと思います。(何で?)
順番は挨拶を行った順です。
6Reina9さん
れいなさんは、わちゃわちゃしやすいクラスの中でも落ち着いていて、その上でクラスの繋がりを大切にしてくれているように感じたので、なにかいるだけで安心感がありました。
最初からすごくクラスに馴染んでいた印象だったので、他クラスとの交流会の時に「めっちゃ人見知りなんだよね~」と俺と一緒にめちゃくちゃ隅っこの方に固まって「俺らは大丈夫だったんですか?」と聞いたら「みんなはクラスメイトだからね」と言ってくれたのが、知らない人じゃない輪っかの中に入れてくれてるんだな……と勝手にめちゃくちゃ嬉しかった出来事でした。
卒業後、サイコロを振ってランダムに出たセリフを読むワールドにみんなで遊びに行った時、演技がめちゃくちゃ上手ですげ~ってなりました。
1人暮らしの料理ツイートを勝手に楽しみにしています。
ついまさん
回線の問題もあって、なかなかお話できなかったね……
現実の学生生活と同じで、価値観や過ごし方の合う合わないというのも確実にあると思うけど、クラスメイトの1人であることに変わりはないので、また偶然どこかで会えたら俺は嬉しいです。
sarakiさん
sarakiさんは、もともとclusterという別のVRゲームをプレイされている方で、入学式の時は初期アバターだったことを覚えています。
学園生活中にアバターの実装や操作方法を覚えていき、ずっと表情が変わらない中で「ウィークエンドちゃん(アバター)を笑わせたい」と話していたので、卒業式の日にsarakiさんが笑ったのをみて感動してしまった……。
お話している中でも、とても誠実で丁寧な方だなと思っていて、そういう方が同じクラスで学んだことを吸収し、創作活動に結び付けている姿が嬉しかったりもしています。
日記を書き始めて下さった一人でもあった。文章からも人柄がにじみ出ている。すっかり先を越されちまったな……。
REDRUMさん
REDRUMさんは勝手に大人組だと思っていました。(実際の年齢は存じ上げていない)
クラスが上手く回るように気をつかってくれたり、言わずとも動画撮影に協力してくれたりと、見えないところでたくさん動いてくれていたように感じていました。
同時に、俺と同じくらいのタイミングでVRを始めたのに、この学園生活も含めて、好奇心でグイグイ自分の世界を広げているのがすごいな……と思っています。
俺がNeosVRに耐えうるマシンスペックを手にしたらよろしくね……。
T-fcさん
T-fcさんは、このクラスで一番共に時間を過ごした親友だと思っています。
入学式前、新歓パーティーで出会った時に話して、私立VRC学園という場が、T-fcさんのような人にとって、たくさんの学びがある時間になるといいな……と思っていました。(お前も学びな)
学園卒業後のT-fcさんを見ていると、その勝手な願いがちゃんと叶っているように感じられているのがとても嬉しいです。
在学中、卒業後の10-4が集まる場所として自分のワールド製作を始めて「背の高いアバターの人でも入れるように」と天井をなくした話を聞いて、本当に心から優しい人なのだなと思った。
彼と何かをするのは楽しいし、俺にとっても気づかされることや学ばされることがたくさんあるので、これからもワクワクするような提案をたくさんして欲しいなと思う。
決して誰もが持ちあわせているわけではない、この人になら手を貸そうと思える真心を持っているので、そういうものを大切に、見失わず、着実に前に進んでいけば、結構すごいところまでたどり着くと思うし、そこに幸せな未来が待っていてほしいな……と思う。
お前はT-fcさんの何なんだ……。(親の友と書いておやゆう)
えんじぇるじゅーしー放送局の立ち上げを手伝う際、限定公開で第0回を収録したのですが「T-fcさんって、俺のことどう思っているんですか?」と聞いたら、すごい人だなと尊敬していると言ってくれて良かった。(尊敬のカツアゲやめな)
pareoさん
在学中にメキメキとかわいくなっていき、卒業式の挨拶ではご自身の卒業後のやりたいこと、なりたい姿を話されていたのがすごく印象的だった。
その夢のお話をした卒業後の方が、会ったりお話する機会が多くなった気がする。
美術館みたいなワールドにいた時、遊びに来てくれたのに、広い場所で急に対面するのがめちゃくちゃ怖いという理由でpareoさんと大豆博士から逃げるという粗相も働きましたが、笑って許してくれました……。
かわいくてオシャレで、いると場が華やぐ優しい方なので、きっとやりたいこともピッタリなのではないかと思っています。
追記:ちょうど日記書いてた時に叶っておった!!!!!!(おめでとうございます)
Lila-Lyさん
表情や身振り手振りがとても上手で、無言勢だからこそすごく話しやすい人だったので、初日からしょっちゅう喋りに言っていた気がします。
クラスで「カワイイ~!」って言った回数1位はLila-Lyさんな気がする。
オシャレのことをいろいろ教えてもらったり、ゲームの話をしたり、上手な絵を見せてもらったり、フルトラで踊ってるかわいい姿をみたり、たくさんの時間を過ごさせてもらいました。
無言勢で馴染めるか不安だったというお話をされていたけど、賑やかなクラスの中でも、楽しそうに過ごされていて嬉しかったし、それも含めて、声以外の手段でたくさんのことを伝えてくれたLila-Lyさんのすごいところなのだとも思います。
最近お会いできてなくて寂しくなってきたので、また遊びましょう……。
ミキエルさん
ミキエルさん。
俺は基本的に教室の廊下側の一番端っこに座る人間で、ミキエルさんはクラスで一番目立つかわいい女子というタイプだと思っていた。
正直に言うと、ミキエルさんに対しては、この歳にしてキレイなお姉さんに話しかけられん……というキョドり方をしていて、心理的に腰が引けていたところがあった。
ただ、授業に取り組む姿勢はものすごく真っすぐで、ミキエルさんとpyocopelさんの二人が色んな授業で積極的に質問して、いろんなことを吸収しようとしているのを見習って、俺も臆さずたくさんのことを学ぼうと毎回質問するようになった経緯があったりした。
同時に、休み時間とかにクラスメイトで話していると、俺がキレイなお姉さんに照れてることがバレているため、あえて耳元で甘い言葉をささやいてきたりしたので、からかい上手のミキエルさんから逃げ回ったりもしていた……。
しかし、卒業式の挨拶である衝撃の事実が明かされる。
ミキエルさん、男性だった………………。
俺の完敗だ……………………。(何が?)
めちゃくちゃかわいいクラスメイトが実は男性だったというギャルゲーみたいな体験を実際にできたオタク、地球上でもごくわずかだと思うので、本当に貴重な体験をありがとうございました……………………。
卒業式の後、男性だと分かった上で耳元でささやくやつをいつもの感じでやられたけど、普通にドキドキしたので、ミキエルさんは根っこのところがキレイなお姉さんなのだと思う。
そして、その自己実現のために努力をストイックに行ってきたであろうことは普段のミキエルさんからも見て取れたので尊敬の念は強くなった。
卒業後の今でも、ミキエルさんは俺の中でクラスで一番目立つ女子で在り続けており、からかわれると変な汗をかいてしまうので、変な距離があるコミュニケーションしか出来ていない。
また競馬の話をしようね……。
pyocopelさん
クラスメイトの中でもトップクラスにVRChat歴が長いけど、それを鼻にかけることもなく、貪欲に新しいことを学び、一緒に遊ぶタイミングでは状況に応じて先導してくれたり、サポートに徹してくれたりもして、ものすごくバランスを取ってまとめてくれていた方だなと思う。
入学式の後、pyocopelさんが作ったワールドに遊びに行って、クラスメイトや担任の先生と話した時間で、このクラスなら楽しくやっていけるだろうなと確信したし、それはpyocopelさんの存在が大きかったと思っている。
日記ものって下さった一人。
学園中に『アイカツ!』という共通の趣味があることが判明し、現在も参加中のアイカツ集会にも誘って頂いたり、pyocopelさんが好きな藤子不二雄作品の話をしたりと、VRChat上で現実の趣味の話をする比率が一番高いかもしれない。
そういうのもあって、クラスメイトの中で、学園中も卒業後も一緒に遊んでる時間は多分pyocopelさんが一番長い。尊敬できて気兼ねなく話せる友達ができた気持ちです。
ただ、俺の方が年上なのだけど、いろいろ教えてもらったり、導いてもらったりしすぎて、なんとなく兄さんと感じている。(芸歴社会)
兄さん、これからもよろしくお願いします……。
むんすりさん
むんすりさんは、最初に話しかけてくれた一人で、学園が始まる前からTwitterでもフォローして下さっていた。
俺よりVRChatを始めたのは後のはずなのに、むんすりさんには教わってばかりだったな…………。
pyocopelさんと共に、放課後は夜遅くまで一緒に遊んだ仲でもあるし、共にいた時間は長い。
日記にものって下さった一人。俺以外ちゃんと書き終えてる……。
グループを作ろうという提案をしてくれたり、クラスとその外にまで繋がりを広げようとしてくれたり、能動的には動きづらいクラスという繋がりを、中から動かそうと精力的に動いてくれた人でした。
ただ、俺はこの前のえんじぇるじゅーしー放送局で、むんすりさんがVRを始めた理由を聞いた時に、むんすりさんのことがもっともっと好きになりました。
卒業した後にも繋がりが続いて、こうやって心の内側のことを話してくれたことがすごく嬉しかったです。
卒業後も前に前に進み続けている人でもあると感じているので、その進んだ先の姿を楽しみにしています……。
円周率さん
10-4というクラスにエネルギーを与えてくれていたのは間違いなく円周率さんだと思っています。
こういう明るく、元気に、ユーモアたっぷりに振る舞ってくれるクラスメイトが、どれだけ学生生活を楽しくしてくれていたのかというのが大人になって分かった気がします。
その上で、分からないことを聴くとちゃんと丁寧に説明してくれるし、VRChatを一緒に楽しむための優しさも知識も持ち合わせていて、ただ賑やかなだけではなく、たくさんのことを考えている方でもあります。
等身大パネルにされるような人なので(?)正面から褒めるのは恥ずかしくてやらないのですが、いつもいろいろありがとうね……。
hororoさん
hororoさんとはクラスではあまりお話できなかったのだけど、卒業の挨拶で「少ない人数でジックリと話をするのが好き」と話されていたのが印象的だった。
俺も全く同じタイプなので、逆にクラスを離れた集まりの方が仲良くなれるような気がした。
アバターがくろなつさんで、VRChat上の親にあたる方のメインアバターと同じなので、話さないながらも親近感を持っていました。
Rabbit Micさん
ラビさんも、REDRUMさんと同じく、見えないところでサポートしてくれていたことを感謝しています。
ご自身でVRCReadyという雑誌の編集長をやられている方だというのをTwitterで知っていて、その話を聞いてみたいな~という気持ちもずっとあったのだけど、学園中はクラスメイトということもあり、それをすると尊敬が勝りすぎてしまうような気がしたので聞かなかった。
その話も、卒業後にいろいろ聞けて嬉しかったです。
無言モードの時にめちゃくちゃ暴れ回る姿が好き。
猛烈ラジオの広告をVRCReadyに載せてもらう日まで頑張ります。
るだっちさん
るだっちさんには、ゲームワールドでウソの情報を掴まされたり、えっちなワールドをオススメされたり、俺が女の子にからかわれるとドギマギしてしまうことを分かった上で追い回されたりと、いろいろお世話になりました………………。
るだっちさんなりの愛情表現として受け止めております。
気安く軽口を叩けるのが嬉しく、Cafe&bar Alphaの交流会の際には、他のクラスの輪に入っていけなかった中、極めてなにか生命に対する侮辱を感じる動きをで迫ってくるるだっちさんをみて爆笑したりしていた。
円周率さんパネルの製作者でもあり、ミキエルさんと共に、男子にちょっかいをかけつつ、教える側としてクラスを円滑に回してくれてたり、華やかにして下さっていたなと思っています。
本当に大切なこともいろいろ教えてもらったので、いじわるされたことは手打ちとします…………。マイクロビキニは着ません。
追記:冤罪でした。(夏服悩んでたら「水着は?」という提案を拡大解釈でマイクロビキニにしていた)(誠に申し訳ございませんでした)
daizuhakaseさん
大豆博士さんって呼んだこと、一度もないな……。
博士にもカワイイカワイイ言ってた気がする。
改変を始めとした技術力が高く、細かいところのオシャレが光っていてすごいなと思っていて、博士に会うと目をジーっとみつめていしまう。
えっち(清楚)な話は出来ないのですが、バトルディスクを始めとしたゲームワールドの強さが光っていてカッコ良かったです。
女声の特訓楽しみにしています。また遊ぼうね。
curiboさん
卒業式は欠席されていた。
curiboさんとは、現実では親と子という年齢差がギリ法律上成立しないくらいのスーパージェネレーションギャップがあるのだけど、この学園中、全然タメ口で接してくれたのが本当に嬉しかった。俺たちはクラスメイトなので……。
そんな一番若いcuriboさんが卒業後もクラスメイトと繋がりを持ちたいと最初に提案してくれたのが嬉しかったし、curiboさんが行動や提案をしてくれて動いたことも多い。
日記も書かれていた。
これからもたまには一緒に遊びにいったりしましょう。
先生方への感謝とサプライズ動画
その後は先生方のご挨拶がある。
担任、副担任の先生方は、この私立VRC学園の卒業生で構成されているからこそ、クラスメイト間の交流を第一に動いて下さっていて、遊ぶ時は一緒に遊んでくれたりしつつ、生徒に干渉しすぎることなく、一歩引いたところからサポートして下さっていた。
私立VRC学園というコミュニティがそういう善性が受け継がれてきた先に存在していることを感じ、その大切な時間を私たちに受け継いで、支えて下さった先生方には、改めて感謝の念が尽きません。
もう前のことすぎて、多分皆さんは覚えていないと思うけど、俺とT-fcさんは、そんな先生方への感謝の気持ちを込めたサプライズ動画の製作を担当していた。
俺は、絵コンテの大まかな指定とスケジューリング、皆さんからの素材集めと、OP映像の作成を担当した後に「えんじぇるじゅーしーの卒業式だから、絶対に『天使にふれたよ!』をBGMに使用しましょう」という極めて個人的なエゴを託して、実際の製作の大部分はT-fcさんにお任せしていた。
段取り通り、体育館に移動した後、大きなスクリーンでクラスメイトたちと一緒に完成した動画を見守る。
俺はT-fcさんと一緒に動画を見ていた。
完成した動画は先にチェックしていたので「きっと大丈夫ですよ」とT-fcさんと話していたけど、動画が流れる前はやっぱり何だかんだでめちゃくちゃ緊張していた。あずにゃんのための曲を披露する唯センパイたちも、きっと同じ気持ちだったんだね……。
動画は先生方に宛てた極めて個人的なお手紙なので、公開できないのだけど、俺とT-fcさんだけでなく、クラスメイト全員が先生への想いを込めた画像作成に協力してくれた上で、その想いをT-fcさんが動画という形に紡いでくれた。
そのお手紙をちゃんと先生方に受け止めてもらえて、その想いを託した一人として、すごく嬉しかったです。
私立VRC学園で学んだ一番のこと
T-fcさんとはハイタッチしたいくらいの気持ちだったのですが、伝わるかどうか、間に合うかどうか不安で、伝わったことが嬉しく、動画を無事受け止めて頂いた後にT-fcさん自身も涙していた。
ラフ段階では俺が完パケまで動画を作成していて、もし俺が完成まで全て担当していたとしたら、技術的には上手くやれていた部分もあった(そういう部分もプレッシャーになっていたと話してもいた)のだと思う。
だけど、仮に俺が一人でやっていたら、あそこまであたたかい動画にはなっていなかったと断言できる。
今回の動画は上手く作るのではなく、想いを伝える1点だけが重要だとも思っていたので、勝手なことで、大変だったと思うけど、本当にT-fcさんが作ってくれて良かったと思っている。
住んでいる場所も、年齢も全く違うT-fcさんと出会い、同じ志で一つの動画を創ることができたのは、時間や場所という制約を乗り越えたVRという技術があってこそのものだと思う。
同時に、その想いがちゃんと伝わったのは、技術ではなく、現実に生きるT-fcさんの真心があったからこそなのだ。
技術面のすごさばかりがフォーカスされがちなメタバースの世界だけど、ゲームのNPCとは違い、それぞれになりたい姿があり、それぞれにやりたいことがある血の通った1人1人がこの世界を形作っている。
その上で、言葉や国や性別の壁を越えて、現実以上にそれぞれの想いを表現し、伝えられる可能性があるのがVRの世界であるというのが、俺が私立VRC学園の2週間で学ばせてもらった一番大きなことだと感じている。
そして、本来交わることはなく、クラスメイトや先生と呼ぶことも一生なかったであろう人たちと、時間や空間を超えて巡り合わせてくれたのが私立VRC学園という場所だった。
卒業後、T-fcさんは10-4のメンバーと「えんじぇるじゅーしー放送局」を、俺は「ケイスケの猛烈ラジオ」を始めたのは、俺たちが学園生活を経て、それぞれにみつけたVRでやりたいことが交わったようにも感じる。
VRChatの世界は覚えなくてはいけないことや、勉強することもたくさんあるのだけど、それらは圧倒的に既にやり方を知っている人から学んだ方が早いことが多い。
同時に、この学びのハードルの飛び越え方さえ覚えれば、凄まじい速度でやりたいことを実現できるし、いろいろなことに挑戦できる土壌があるとも思っている。
俺自身も、クラスメイトたちも、それぞれのやりたいことを叶えるために、どんどん知識を吸収して、しばらく会わないと文字通り見た目からまるっきり変わっていたりしている。
現実の自分も、年齢を重ねるごとに失敗が怖くなって一歩目を踏み出せないことも多くなっていたのだけど、私立VRC学園での2週間を経て、VR上でも現実でも、失敗を恐れずに挑戦することの大切さを改めて思い出させてもらったように思っている。
私立VRC学園への入学自体が、自分にとっては小さくない一歩だったのだけど、その一歩を踏み出して本当に良かったと思えた体験でした。
T-fcさんは、第11期の担当講師にも応募し見事選ばれた。
講義内容は俺からは言えないけど、一緒の学園生活を過ごした友人として、すごく嬉しい内容だったことは確かだった。
期間にしてたった2週間の学園生活だったけど、クラスメイトのみんなは今でもクラスメイトで、その繋がりはフレンドやフォロワーとはちょっと違う。
言葉の通り、学校のクラスメイトが一番近く、そんな関係性が30歳を超えて新しく増えるとは夢にも思っていなかった。
クラスメイトが頑張っているとなんとなく嬉しいし、VRChatにいる限りは、それぞれの環境が変わってもフラっと会いに行くこともできる。そんな関係性が生まれたことが、私立VRC学園で得た一番の財産だと思っています。
改めて、私立VRC学園の皆さん、10-4のクラスメイト・担任の皆さん、楽しい2週間を本当にありがとうございました。
これからもよろしくね。
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