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選手間のストーリーに思いを馳せる


今日はnote感想文を書きたいと思います。

あまみっくさん。横浜DeNAベイスターズ大和選手に関するマニアックな記事を書いたら、おそらくこの方の右に出る者はいないのではないでしょうか。とにかく発想がすごすぎます。

「大和選手を巡る言葉」
「2020 ベイスターズの公式ツイートに大和選手は何回登場したのか」
「大和選手が歴代監督と同じ試合に出た日」

などなど、おそらく調べるだけでも膨大な時間と手間がかかっているのでは‥‥と感動してしまうような、大和選手への愛と思い入れが詰まった記事の数々。
先日投稿された「大和選手のファーム時代の守備を数字で見る」に至っては、記録を基にあまみっくさん自ら計算して指標を割り出すという、執念すら感じるすごすぎる記事です。
こんなにマニアックで秀逸な記事を無料で読めるなんて、大和選手ファンの私には心からありがたく、毎回楽しみに拝読しているわけなのです。


そんなあまみっくさんの大和選手マニアック記事の中から、こちらの記事を読んで思ったことを少し。


まず、「大和選手と二遊間を組んだ選手」

大和選手が二遊間を組んだ選手の中から、大和選手と息が合っていたと思う選手を※個人の意見です。な感じであげていきたいと思います。え的ポイントはテクニックや試合への貢献度よりも、お互いのやりやすさや相性です。
何の根拠もない私的な感覚のみの意見ですが、お許しください。


阪神タイガース時代、一人だけ選ぶならばこの人、上本博紀選手(元選手ですがあえて選手と呼びます。以下同じ)。
阪神タイガース時代、大和選手が一番多くの時間一緒に過ごした選手がこの上本選手なのではないでしょうか。この二人からは長年連れ添った夫婦のような雰囲気を感じたものです。上本選手がけがをしたときセカンドに入ったり、上本選手の守備固めをすることが多かった大和選手ですが、記事を拝見するとスタメンで二人が二遊間を組んだのは2017年のみなのですね。大和選手と組んだ時の上本選手は、とても生き生きと守っていた印象があります。もっともっとこの二人の二遊間を見たかった‥‥。

横浜DeNAベイスターズに来てからもっとも息が合っていると感じたのは、石川雄洋選手です。
阪神ファンだった私にとって、石川選手はミスターベイスターズ。あの石川選手と大和選手が二遊間を‥‥とても不思議な感覚でした。石川選手は大和選手の動きをきちんと読んでベースカバーに入ったり、併殺プレーをしていた印象があります。相手に合わせるプレーをすることが多いと感じる大和選手ですが、石川選手は合わせてくれていたのでは、と思います。
まだ組んだ回数は少ないですが、先日見事な併殺プレーを完成させた牧秀悟選手も、息が合いそうな可能性を感じます。

ちなみに外野守備、右中間で最も息が合っていたのは福留孝介選手しかいないでしょう。福留選手が大和選手の外野守備について「目が合っただけで何を考えているかわかる」というような発言をしていたのが印象的です。
さらに一塁手では阪神時代のゴメス選手とDeNAロペス選手が、大和選手の守備をよく理解していたように思います。


次に「他球団の選手と二遊間」。

坂本選手はルーキー、大和選手は2年目。背番号はともに60番台。まだ体も細く、初々しさがありますね。
写真を見る限りでは、坂本選手がショート、大和選手はセカンドだったのでしょうか。

大和選手が北京オリンピックのプレ大会に選出されていたことは知っていましたが、この大会で読売ジャイアンツの坂本勇人選手と二遊間を組んでいたことを初めて知りました。そうだったんですね。

坂本選手はプロ入りしてまもなくレギュラー出場するようになり、今や球界を代表するスター選手。一方の大和選手はプロで生き抜くためにあらゆることをしてきた苦労人ですが、二人が試合中にセカンドベース付近で何やら話していたり、試合前に談笑する様子がSNSでアップされたりしています。同じチームにいたこともなければ同郷でもない、年が近いということ以外何の接点もない二人が親しげに話す様子は、どこか不思議な光景のように感じていたのですが、腑に落ちました。ストーンと。

このメンバーの中でいまもプロ野球で現役を続けているのは坂本選手、バファローズのT-岡田(岡田貴弘)選手、ファイターズの宮西尚生選手(当時は大学生)と大和選手の4名。
過去の記録を調べるたびに、プロで10年以上続けていくことの大変さと凄さを思います。

プロ入り間もない選手にとって、北京オリンピックのプレ大会で優勝し、星野監督を胴上げしたことは鮮烈な経験だったのではないでしょうか。
一緒に戦った仲間が次々とプロを去る中、坂本選手と大和選手はそれぞれ違うチームで長い間現役を続けてきました。年数を重ねれば重ねるほどお互いを意識し、会えば元気にやってるな、と懐かしい戦友に会うような気持ちになっていったのではないかと思うのです。あまみっくさんのこの記事を拝読して、そんなストーリーを思いながら両選手を見るようになりました。
坂本選手と大和選手の二遊間、見たかったです。今からでもぜひ‥‥。


あまみっくさんの記事を拝読すると、いろいろ感想を書きたくなってしまいますね。勝手なことを書かせていただきました。
あまみっくさん、今回も勝手に記事引用して申し訳ありません。

大和選手の記事、また楽しみにしております!




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