映画「君たちはどう生きるか」

中身すっかすか映画。
プロモーションを一切しないというジブリじゃなきゃできない戦略で公開された本作。
サークルメンバーから面白いと言われ時間もあったんで見てきました。
まー期待外れもいいところですね。
これ面白いのか?って思いました。
どんな話か想像はしていて勝手に現実的な話なのかなと思っていたのですがばりばりファンタジー。
全編にわたってどっかで見たことあるなーみたいなね。
いままでのジブリの総集編かな?って思うくらいオリジナリティ皆無。
ストーリーも展開も特に中身がなく、説明が極端に少ない。
キャラクターも魅力がない。お父さん気持ち悪いなーって。
死んだ妻の妹と再婚ってちょっとね。
1940年代を舞台に選んだのはなんとなくわかって、ファンタジー世界とのギャップとして過酷な現実という対比だと思うのですが。
現代でもいいのかなとは思うよね。
キャラの深堀やバックグランドがあまりないので、なんかしらんが友達って言ってたり、新しいお母さんをお母さんって呼ぶところで説得力がない。
フォーマットは不思議の国のアリスみたいな感じかなと思いました。
現実じゃない世界に行き冒険をする。
その冒険の内容も薄い。そしてツッコミどころが多い気がしていて。
なぜ死者は漁ができないのに食事はいるのか。
人間は空間を移動しても変化がないのに、鳥は移動すると変化するのかなどなど。
褒めるところはアニメーションしかないです。映画として致命的だと思います。
タイトルの意味もよくわからないです。本作をみてどう生きるかなんか考えないと思います。そもそも大したメッセージ性もないんじゃないかなって思うくらい中身がない上に、お粗末な脚本。
ほんとに雰囲気だけの映画って感じがしてなりません。

監督/脚本:宮崎駿
キャスト:木村拓哉、菅田将暉、あいみょんなど

ジャンル:ファンタジー
おすすめ度:おすすめしません。
個人的採点:18点(アニメーションと主題歌はよかった)

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