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脳と心〜探究の一歩目

脳と心はイコールか否か。
答えはNOだと思います。
色心不二とある様に仏教ベースでものを考える私に取って、
心が主であるということは自明の理です。
しかし、それを全ての人に納得してもらうのは難しい問題であると思うし、現代科学で証明もされてもいません。
そもそも色心不二とは、
心と体は繋がっているということです。
心の影響が体に影響するし、
体の影響も心に影響する。
不即不離の関係にあるわけですが、
やはり心が本来は主であると言って良いと思います。

ジル・ボルト・テイラー博士という方がいます。
脳科学者でありながら、脳卒中で倒れた経験を「奇跡の脳」という本に書かれていますが、
この本を読むと、脳卒中で脳機能が崩壊していく様を観察している存在のあることに気づかされます。
本の中では宇宙と一つとなる自己(セルフ)という表現がされていますが、
脳の機能を超えた自己というものの発見が見事に脳科学者の立場から書かれています。


ちょっと手元にある本で参考になりそうなやつを調べてみたら、
「仏教と脳科学」という本が出てきた。

うちにあったのは緑色の表紙だが中身は同じだと思う。
この本…本棚にあったのだが、
読んだ記憶がない(汗)
とりあえずこれを機会に読んでみることにします。
あんまりスマナサーラさんの意見と僕の意見とズレてるところがあるけど、
本としては面白いだろうと思います。

しばらく、脳と心の問題についてnoteも書いてみようと思います。

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