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会長から教わったこと「環境を整備する?」


昨日の有料記事にて、
10個の誓いを立てた僕ですが、
今朝から着々と実行してます。

その中でもう一つ朝に是非とも付け加えたい習慣がありました。

それが「環境整備」

2年前の僕は、
この言葉が何を表すのか知る由もありませんでした。

これは僕が新卒の会社で、
創業者兼会長の秘書をしていたときに、
彼から直接教わったことです。

僕は1年半でその会社を辞めてしまったわけですが、
彼の商売における発想、その才能は、僕が見てきた中では未だ一番です。そこはいまでも尊敬しています(その他の部分がかなりおざなりですが笑)

この環境整備が、
本当に意義あるものか、意味を成すものかは
実際に行動するその人次第だと思います。

ただ、1年間、朝にこれをやった結果、
確かに、毎日が晴れやかになったのは事実です。
なのでもしかしたら皆さんにも再現性があるかも。

ということで今日も有料コーナー。笑

前回に続き、何故有料にしているのか?理由は2つ。
1. 僕のプライベートなことも少し書いてあるから無料では投稿できない。
2. 金欠気味な僕に、応援の意味を込めて一律160円(中国元換算で約10元)で購入いただけたら、僕は学食1食分、お腹いっぱい食べることが出来ます。*支援者の皆様には、実際にそのお金で食べた学食の写真を載せて、紹介文込みで、御礼のツイートをさせて頂きます。

なお支援してくださった方には、通常より5割り増しで仲良くさせて頂きます笑 今の僕にはそれぐらいしか出来ない。無力。w

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さてダラダラ文章を打つのは好きではないので、
パパパと説明&解説していきますね。

環境整備とは?

その名の通り、「自分の生活する、または働く環境を、綺麗に整備する」です。ここまでは当たり前な話ですよね。

では、何を、どう、整備するのか?

整備する場所の広さにもよりますが、
毎朝、その日1日を始める、というとき、
10~20分で、ある1箇所を徹底的に綺麗にする、
という方法です。

例を挙げると、
(1)自宅が1日の生活の場の場合
朝起きて水飲んだり、顔洗ったりした後に、
自分の部屋や作業場、他に自分が使う場所の一部分を選んで (トイレ、靴箱、玄関、換気扇など)、
徹底的に掃く、拭く、磨く

(2)オフィスが1日の生活の場の場合、
自分のデスク、
オフィス内で自分がよく使う場所や、
他の従業員も使う共有スペース、
などを1箇所決めて徹底的に掃除する

1年試した僕としては、
効能は大きく以下の4つだと思ってます。

1. 掃除、という誰でも出来そうなタスクを、
朝一に取り入れることで、次の本業のタスクに移行しやすい。

2. 掃除で、気持ちが清々しくなる。
(人の心も綺麗にする要素が存在する)

3. 自分の身の回りを整理する時間を持つことで、
普段は後回しにしていたタスクに目を配ることが出来たり、気にも留めていなかった非効率な部分に気が付け、そこで修正できる。そしていざ、仕事に取り掛かる時、そこの効率性が上がる。

4. 「1日に狭い1箇所を重点的に掃除する」ということで、
普段は気が付かない汚れに気付けたり、表からでは見えないが何かしらの影響をもたらしそうな裏の部分にも目が届くようになる。

1と2は、短期的に影響をもたらします。
清々しい気持ちになる。仕事に取り組みやすくなる。
周りから感謝される。
要は、精神的に自分を向上させてくれる手段かなと。

ただ、もっと大切なことは3と4(特に4)
3は中期的にその人の生活に影響をもたらします、。
優先順位の低いタスクや障害だからこそ、
日々気にも留めない、留めても無視できるが、
こういった日常的に小さな障害を対処していくことで、
その生活が少しずつ良くなっていく

僕の場合は、
自宅のベッド周りが主な生活の場なのですが、
ベッド周りの整理整頓や掃除、衣服の洗濯を、
いつも後回しにしていたので、
いざという時に着たい服が洗濯できていなかったり、
「いつか洗濯・掃除しなくちゃなぁ〜」と
毎日のように余計に考える必要がなくなりました

人の思考を妨げる日常的に小さなタスクは、
早いうちに取り除いたほうがいい。

何故なら、上記でも説明したように、
簡単に無視できるからこそ、
無限にその人の思考に沸き起こってくる
からです。

無駄な思考は無くそう。


そして一番大切な4。
これは長期的に
その人の生活・人生に影響をもたらします。
ビジネスでも大変大事なこと。

それは表には見えない問題・課題に気が付けるようになる、ということ。

表に見えてる汚れは、誰にでも見つけられる。誰にでも取り除ける。でも裏に隠れている汚れに、気が付ける人、気を付けようとしてるは本当に少ない。

これは事業でも同じ。
表面化している問題に着手するのは当たり前で、最低限のレベル。

ただ、その表面化してる数字や起こっている現状の裏で、本当は何が起こっているのかを推測・対処できる人(その先を読めている人)は、プラスアルファの付加価値を与えることができる。簡単に言ってしまえば、それだけ成果や評価も上がる要因になるということです。

これを「掃除という比較的簡単な作業で当てはめろ」
というのが環境整備なのです。

ちなみに、僕は毎朝、会長の家のトイレを掃除してました笑
ヤクザみたいに怖い会長で、「便器の奥の見えないところまで手を突っ込んで拭け!そこに本質はあるんや!」といつも怒鳴られてましたw

結局、その本質とやらに出会えたかどうかはいまでも分かりませんが、この環境整備を通して、気付けたことはたくさんあります。

a) 些細だけど影響力のもたらしそうな小さな問題に、先に気が付けるようになった。

b) 「本質とは?」を日々考えることで、
表面的な考えでなく、「その裏側には何が潜んでいるのか」というのを自然と考えられるようになった。

c) 便器の奥深くの、目では見えないところまで、手を突っ込んで掃除をしていたので、多少の汚いことは平気になりました笑

表面には出てこないからこそ、
見つけた時に、対処した時に、大きな価値が出てくる。
それを掃除から学び取る、というのは面白い発想だなと思いました笑

一般的な事業所においては、
1,2の理由で、掃除することが多いですからね。

ただ注意なのが、会長は、「これは掃除ではない」と断言するのです。

「掃除をするのは時間の無駄だ。社員に給料払って、掃除をさせるぐらいならアルバイト雇ったほうが安いし、もっと綺麗になる」「これは環境整備だ。社員への教育の一環だ。掃除から学びとれ。常に考えて掃除をしろ。」と。

会長は、それを本気で口酸っぱく言っていました。「俺は、この環境整備を師匠から教わり、最初は俺も半信半疑だった。高いコンサル料払って、騙されてるんじゃないか、とも思った。だが数ヶ月ほど続けていくと、本当に売上が伸びるようになった。小さな物事に気がつけるようになった。周りのA社、B社もそうだ。信じられないかもしれないが、とりあえず続けてみなさい」と。

ちなみに、これは会長の原案では無く、
会長が心から尊敬する師匠から教わったものらしいです。
彼が心から認めた人間は、孫正義とその師匠だけなので、
いかに彼がすごい人かは、僕には想像できます笑

ちなみに僕の前の会社は、
創業50年、従業員500名ほどのインフラ会社です。
決して規模としては大きくない会社ですが、当時の法律の網目を潜り抜けて、その領域では民間初の事業会社の設立に成功した。当時の天下り体制のインフラ企業から根こそぎ仕事を奪っていった、その会社の創業者こそが、その会長なのです。

彼の言うことに賛同しかねることも多々ありましたが、僕が彼の言うことに従った中で、これは効果があったのでシェアさせていただきました。笑

会長、元気にしてるかなぁw

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