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中華が食べたい日にやること

こんにちは。

しめじです。

日々のストレスはそのままに、何とか生きています。

相変わらずパソコン使えない上司へファイルのコピー&ペーストを教えるだけの作業は爆速で血圧を上げていきます。

まぁそんなことは良いとして。

昨日、仕事で車を運転している最中にラジオを聞いていたら、POPEYEの編集者の女性が中野や新宿で中華を食べるデートを提案していて、猛烈に中華が食べたくなりました。

中野、新宿は普段行かないし、デートの予定もないけれども、猛烈に中華というワードだけがひっかかって頭を離れません。

コピー&ペースト(略してコピペ)のストレスから解放してくれるのは中華だけだと直感し、その日の晩飯は中華に決めました。

まず浮かんだのは春巻きでした。

春巻きって普段、食べないし、いつもの町中華言ったらチャーハンだけで終わるので、中華を食べてる感じを出したいと思ったのです。

餃子、チャーハン、ラーメンのトライアングルから抜け出さないと真の中華は味わえない。

かと言って美味しい中華屋さんを知ってるわけでもない。

一件だけ、家の近くの割とお高め中華(麺類が1000円以上する)が頭に浮かんだけれど、調べてみたら月曜定休でした。

ん~。どうしよう。

思いを巡らせていると、しめじ家では法事などでよくお世話になる銀座アスターが頭に浮かんできました。

アスターならパリパリの春巻き食べられるやん!

そして大の偏食家でもあるしめじですが、不思議とアスターの春巻きは臆せず食べられるのだ。

すぐさま最寄りのアスターを検索。

上野にあるのか。れっつらごー!!

そして平日月曜日の夜、館のフードフロアに入っている銀座アスターへ。

アスターってそこそこ高いよな。

でも、しめじはアスターでの勝利の方程式を知っている。

大の偏食家であるしめじは野菜が主となる食べ物はなんとしても避けなけれならない。

店内はあまり明るくなく、店員さんもまばら。
お客さんに至っては会社帰り?4人一組のみ。

堂々とアラカルト好きなものだけ頼んでやる。

アスターの勝利の方程式はこうだ。

春巻き(1本)→小籠包(2個)→牛ヒレ肉のまんとう添え→チャーシュー麺

あんなに春巻き春巻き意気込んでいたのに一本しか頼まないの!?

そう思われた方もいらっしゃるかもしれない。

そう、しめじは大の偏食家であり、小食なのだ。

これだけ頼めばお腹いっぱいになることが事前に予測される。

小籠包の分を春巻きに回してもよかったと今になっては思う。

ただ小籠包のあのしたたる汁もたまらない。

これは放っておけない。

そして牛ヒレ肉のまんとう添え

これがアスター史上最高のメニューと言っても過言ではない。

高級で柔らかなお肉をマントウにはさんで食べるのが理想の食べ方だが、
昨今の小麦価格高騰のためかマントウが小さくお肉が挟めなかった。

仕方ないのでお肉のみでたいらげる。

それでも特性のソースの味が染みて美味しい。

甘じょっぱいタレと香ばしい風味。

こんなにうまい飯を思い立って食べちゃっていいのだろうか。

月曜平日のなんの法事でもない日に。

そして極めつけはチャーシュー麺だ。

ここがポイントで、今のメニューにチャーシュー麺は存在しない。

ただ、アスター歴30年の私が言う。

間違いなくアスターにチャーシュー麺は存在する。

言えばしっかり作ってくれるのだ。いわゆる裏メニューだ。

澄んだスープの醤油味にネギ、中華独特の締まった味のチャーシュー。

麺は細麺でほどよい加水率。

余計な具材が一切入っていない至高の味わいだ。

30代独身、週の初めに何も考えず中華を味わった。

満足感が半端ない。

ストレスは消化された。

お会計は5000円だった。

もうこのあと帰宅ラッシュの電車に乗る不毛な行動はしたくない。

駅前でタクシーを止める。

もうこれで帰ってしまえ。

幸せなまま平日を終えよう。

最高にラグジュアリーな気分の中で一人暮らしの家へ帰ってきた。

最高に眠い。

そしてむなしい。

おやすみなさい。


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